車のタイヤ交換用インパクトレンチ(ドライバー)6選!工具の違いも解説

「冬に向けてスタッドレスタイヤの交換に使えるパワフルなインパクトレンチを探している」
「インパクトレンチには商品がいくつもあって、タイヤ交換に便利な製品が分からない。」
車のタイヤ交換を手動でするとなると、20本近いボルトを力をかけて取外す必要があり、大変な重労働ですよね。
そのため、インパクトレンチがあれば、強力なトルクをかけられ、固着したナットの取外しや、ホイールナットの仮締めもできるので、便利です。また、インパクトレンチと同じように、自動でネジの取外しができるインパクトドライバーもありますが、こちらの多くはパワー不足で、タイヤ交換に向いていません。
さらに、パワフルなインパクトドライバーであっても、使い勝手や追加の費用、作業環境などの理由から、アナタの自宅での作業には適していない製品もあります。
そこでこの記事では、買ってからの後悔を回避するための、タイヤ交換用のインパクトレンチのおすすめ商品の紹介や、失敗しない選び方まで解説します。
商品選びで悩んでいる方や、おすすめ商品を知りたい方は、ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。
イチオシのタイヤ交換用インパクトレンチ
この記事では、おすすめのタイヤ交換用インパクトレンチ6選を、紹介していきますが、まずはイチオシ商品からお伝えしようと思います。
ここでのイチオシの商品は、「マキタ TW300DZ」です。
この商品は、【1ヶ月に200個以上】も売れている人気のハイスペックでパワフルなインパクトレンチです。
おすすめするポイント
- 軽快でパワフルなナットの締め付け/緩め
- 多彩なモードで高効率化
- マキタ製品共通バッテリー
上の3つは、この商品をイチオシするポイントです。
この商品が気になったら、下の各ショッピングモールのボタンより、商品の詳細をチェックしてみてください。
目次
1. タイヤ交換用インパクトレンチの比較表
下の表は、おすすめするタイヤ交換用インパクトレンチ6点の比較表です。
この比較表では、インパクトレンチの種類や最大トルクなど、商品を選ぶ上で参考になるポイントも、項目にあげています。
商品をまとめて比較したい方は、下の比較表を参考にして、もし気になった商品があったら、早速ショッピングサイトで、詳細を確認してみてください。
| メーカー/ 商品名(型番) | マキタ TW300DZ | HiKOKI WR36DH | SEESII S13 | HOVERED インパクトレンチ | エマーソン EM-244 | Takagi ATL-101 |
|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ||||||
| 価格 | 19,345円~ | 24,618円~ | 9,170円~ | 11,800円~ | 8,998円~ | 7,295円~ |
| 特徴 | ・イチオシ商品 ・強力トルク ・モード切替機能 ・共用バッテリー | ・クラス最強パワー ・オートストップ機能 ・4段階切替 | ・超強力トルク ・自動停止モード ・大容量バッテリー | ・350Nm強力パワー ・大容量バッテリー ・無段階変速 | ・1台2役で便利 ・強力トルク ・電源式で充電不要 | ・軽~普通自動車まで ・タイヤ交換/各種整備 ・コンプレッサーに接続 |
| タイプ(動力) | バッテリー(充電式) | バッテリー(充電式) | バッテリー(充電式) | バッテリー(充電式) | 電源式 | エアー(空圧式) |
| 最大緩めトルク (Nm) | 300 | 650 | 1,300 | 350 | 300 | 320 |
| 最大締付けトルク (Nm) | 300 | 350 | 1,300 | 350 | 120 | 320 |
| 回転数(最速) | 3,200回転/分 | 3,000回転/分 | 6,000回転/分 | 2,800回転/分 | 3,200回転/分 | 6,000回転/分 |
| オートストップ機能 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | - | - |
| 締付け能力(普通) | M10~M20 | M10~M20 | - | - | M10~M14 | - |
| 締付け能力(高力) | M10~M16 | M10~M16 | - | - | - | - |
| 打撃数(/分) | - | 0~4,100 | - | - | 0~4,200 | - |
| 重さ | 1.8kg | 2.0kg | 1.7kg | 1.0kg | 2.1kg | 2.2kg |
2. タイヤ交換用インパクトレンチおすすめ6選
インパクトレンチには、充電式バッテリーを装着したバッテリータイプや、コンセントを繋いで使う電源式、コンプレッサーに繋いで使うエア型など、複数の種類があります。
ここでは、代表的なバッテリー型、電源型、エア型のそれぞれのおすすめの製品を紹介します。
気になった商品があれば、ぜひ詳細を各ショッピングモールにて、参照してください。
2-1. バッテリー式(充電式)電動インパクトレンチ
2-1-1. マキタ TW300DZ 強力トルクと多彩なモードでタイヤ交換も簡単!ハイスペック充電式インパクトレンチ
強力トルクと多彩なモードでタイヤ交換も簡単にできるハイスペック充電式電動インパクトレンチ
マキタ|TW300DZ
出典:楽天市場
参考価格19,345円(税込、送料無料)
(2025/8/18時点)
| 最大緩めトルク (Nm) | 最大締付けトルク (Nm) | 回転数(最速) | 特徴 |
| 300 | 300 | 3,200回転/分 | ・強力トルク ・モード切替機能 ・共用バッテリー |
| オートストップ機能 | 締付け能力(普通) | 重さ | |
| ◯ | M10~M20 | 1.8kg |
まず初めに紹介するタイヤ交換に向いているインパクトレンチ は、「マキタ TW300DZ」です。
「マキタ TW300DZ」は、自動車のタイヤ交換を楽にしてくれる高性能なコードレス電動インパクトレンチです。
最大300N・mのパワフルな締付け能力と、さまざまな場面で使いやすい汎用性の高さが特徴です。
正逆転オートストップモードで、ゆるめ、締付けで各3段階の切替ができます。
タイヤ交換はもちろん、建設現場やDIYなど、幅広い用途で活躍します。
また、バッテリーは、マキタの電動工具350以上のモデルに、共有できます。
こちらの商品が気になった方は、ぜひ各ショッピングモールのボタンより、確認してください。
2-1-2. HiKOKI WR36DH クラス最強のパワーで固着したボルトも簡単に取り外せるバッテリー式インパクトレンチ
クラス最強のパワーで固着したボルトも簡単に取り外せるバッテリー式インパクトレンチ
HiKOKI|WR36DH
出典:楽天市場
参考価格24,618円(税込、送料無料)
(2025/8/18時点)
| 最大緩めトルク (Nm) | 最大締付けトルク (Nm) | 回転数(最速) | 特徴 |
| 650 | 350 | 3,000回転/分 | ・クラス最強パワー ・オートストップ機能 ・4段階切替 |
| オートストップ機能 | 締付け能力(普通) | 重さ | |
| ◯ | M10~M20 | 2.0kg |
続いて紹介する商品は、「HiKOKI WR36DH」です。
こちらのバッテリー式インパクトレンチ は、パワフルな緩め・締付け性能と、作業をサポートする便利な機能が特長です。
クラス最強の650N・mもの最大緩めトルクで、どんなに固まったタイヤボルトもパワフルに外せます。
また、4つのオートストップ機能で、ホイールナットの仮締めや工事現場での締め作業など、幅広く使用できます。
タイヤ交換以外でも使用できるハイスペックなインパクトレンチを探している方は、ぜひこちらの商品をチェックしてください。
2-1-3. SEESII S13 1300N・mの強力なトルクで様々なナットやボルトに対応するインパクトレンチ
1300N・mの強力なトルクで様々なナットやボルトを簡単に緩め締めるインパクトレンチ
SEESII|S13
出典:楽天市場
参考価格9,170円(税込、送料無料)
(2025/8/18時点)
| 最大緩めトルク (Nm) | 最大締付けトルク (Nm) | 回転数(最速) | 特徴 |
| 1,300 | 1,300 | 6,000回転/分 | ・超強力トルク ・自動停止モード ・大容量バッテリー |
| オートストップ機能 | 締付け能力(普通) | 重さ | |
| ◯ | - | 1.7kg |
続いて紹介するバッテリー式インパクトレンチは、「SEESII S13」です。
こちらの商品は、超強力なトルクと大容量のバッテリーが特徴のタイヤ交換に向いている高耐久電動インパクトレンチです。
最大1,300N・mのトルクと、6,000回転/分のパワフルな性能で、様々な自動車のタイヤ交換も簡単にできます。
また、ブラシレスモーターが効率的に動き、高い耐久性を実現しています。
内蔵された制御システムで、締め過ぎの防止する自動停止モードも搭載されています。
タイヤ交換にぴったりなパワフルなインパクトレンチを探している方は、ぜひ各ショッピングモールのボタンより確認してください。
2-1-4. HOVERED インパクトレンチ 最大350N・mの強力で大容量バッテリーを備えた電動インパクトレンチ
最大350N・mの強力で大容量バッテリーを備えた電動インパクトレンチ
HOVERED|インパクトレンチ

出典:アマゾン
参考価格11,800円(税込、送料無料)
(2025/8/18時点)
| 最大緩めトルク (Nm) | 最大締付けトルク (Nm) | 回転数(最速) | 特徴 |
| 350 | 350 | 2,800回転/分 | ・350Nm強力パワー ・大容量バッテリー ・無段階変速 |
| オートストップ機能 | 締付け能力(普通) | 重さ | |
| ◯ | - | 1.0kg |
つづいて紹介するバッテリータイプのインパクトレンチ は、「HOVERED インパクトレンチ」です。
このインパクトレンチも、300N・m以上のパワフルな最大トルクを備え、タイヤ交換に利用できます。
また付属のバッテリーは、6,000mAhと大容量で、長時間の作業でも効率良く行えます。
ぜひこちらのコードレスインパクトレンチも、検討してみてください。
2-2. コード式(電源式)電動インパクトレンチ
2-2-1. エマーソン EM-244 ジャッキアップにも使え、タイヤ交換に適した強力トルクのインパクトレンチ
ジャッキアップにも使え、タイヤ交換に適した強力トルクのインパクトレンチ
エマーソン|EM-244
出典:楽天市場
参考価格8,998円(税込、送料無料)
(2025/8/18時点)
| 最大緩めトルク (Nm) | 最大締付けトルク (Nm) | 回転数(最速) | 特徴 |
| 300 | 120 | 3,200回転/分 | ・1台2役で便利 ・強力トルク ・電源式で充電不要 |
| オートストップ機能 | 締付け能力(普通) | 重さ | |
| - | M10~M14 | 2.1kg |
続いては、コンセントなどの電源と繋いで使うコード式(電源式)の電動インパクトレンチを紹介します。
ここで紹介する商品は、「エマーソン EM-244」です。
この商品は、インパクトレンチだけでなく、ジャッキアップにも使え、1台で2役の便利なタイヤ交換用インパクトレンチ です。
電源に繋ぐタイプなので、電池切れの心配なく使用できるので、長時間の作業でも安心です。
さらに、緩めトルクは300N・mと、固いボルトの取外しに適したトルクで、締めトルクは120N・mと、仮締めにちょうど良いトルクで、タイヤ交換にぴったりです。
タイヤ交換用のコード式電動インパクトレンチを探している方に、ぜひおすすめの商品です。
2-3. エアーインパクトレンチ
2-3-1. Takagi ATL-101 軽自動車から一般乗用車までのタイヤ交換に適したエアーインパクトレンチ
軽自動車から一般乗用車までのタイヤ交換に適したエアーインパクトレンチ
Takagi|ATL-101
出典:楽天市場
参考価格7,295円(税込、送料無料)
(2025/8/18時点)
| 最大緩めトルク (Nm) | 最大締付けトルク (Nm) | 回転数(最速) | 特徴 |
| 320 | 320 | 6,000回転/分 | ・軽~普通自動車まで ・タイヤ交換/各種整備 ・コンプレッサーに接続 |
| オートストップ機能 | 締付け能力(普通) | 重さ | |
| - | - | 2.2kg |
最後に紹介するのは、エアー(空圧式)インパクトレンチです。
エアーインパクトレンチは、コンプレッサーに繋いで使用するインパクトレンチで、コンプレッサーが必要になります。
ここで紹介する商品は、「Takagi ATL-101」です。
「Takagi ATL-101」は、軽自動車から一般乗用車までのタイヤ交換に、適したエアーインパクトレンチです。
最大トルク320N・mで、ホイールナットを外すのに十分なトルクがあり、3段階でトルクを調整できるのも特徴です。
価格も7,295円~と手頃なので、手元にコンプレッサーがある方におすすめなタイヤ交換用インパクトレンチです。
ぜひこちらのインパクトレンチも、チェックしてください。
3. 事前チェックで買い直しを回避!タイヤ交換用インパクトレンチの賢い選び方
つづいては、タイヤ交換用のインパクトレンチの選び方について、解説していきます。
正直なところ、タイヤ交換用のインパクトレンチを探していても、どの製品が良いのか迷ってしまう方も、多いのではないでしょうか。
例えばスペックだけでも、最大トルク、電源タイプ、差込角、重量、さらには打撃数や回転数…など、非常に多くの判断材料があります。
まず、インパクトレンチを選ぶ上でのポイントは、下のようになります。
このように、いくつもの機能やポイントがあり、全てのポイントを一つずつ検証するのは大変です。
また購入した人の声や、プロの目線を詳しく探ってみると、「買ったインパクトレンチが、パワー不足でタイヤ交換には全く使えなかった...」や「タイヤ交換には使えるものの、バッテリーの使い勝手がすごく悪い...」といったような、合わない製品を買ったことによる、大きな後悔も聞こえてきます。
そこで、専門家からの視点だけでなく、インパクトレンチを実際に購入したユーザーの生の声を徹底的に分析し、「購入した後に失敗した…」と後悔しないためのポイントを、4つに整理しました。
下の手順のように選んでいけばそれほど迷うことなく、あなたにとって間違いのないインパクトレンチが見つかるはずです。
タイヤ交換用インパクトレンチを選ぶおすすめの手順
- 使い方や好みなどで適切な種類(動力源)を決める
- 最大トルク(緩め/締め)から商品を絞る
- 差込角をチェックする
- 重さ、機能、付属品などのバランスを見て決める
続きで、詳しく解説していきます。
3-1. 工具用バッテリーは持ってる?環境に合わせて「充電式」「コード式」タイプを見極める
出典:楽天市場
タイヤ交換のために、インパクトレンチを探している場合には、「動力源の種類」から決めるのが、おすすめです。
インパクトレンチには、電力で動くバッテリー式やコード式、コンプレッサーを必要とするエアーインパクト、動力源で分けるとこの3種類です。
例えば、バッテリー式は、コードがないため、場所を選ばず使用でき、利便性が高いのが特徴です。
そんなバッテリー式ですが、購入者からは、こんな声が聞こえてきます。
「ネットで良さそうな充電式を買ったら、本体だけが届き、バッテリーや充電器がすべて別売りだった。結局、追加費用が高くついた...」
「前日の夜に、フル充電してからタイヤ交換に使った。思いの外パワフルで、簡単に交換作業が終わって満足」
一方コード式は、常に電源供給を受けられるので、連続作業に適していて、高トルクを出せるのも特徴です。
またこちらも、使い勝手についての以下の意見が、参考になります。
「車の周りを移動するたびに、電源コードがタイヤや足元に引っかかって、邪魔だった。取り回しが不便...」
「18Vのバッテリーを持っていなかったので、この製品を選んだ。結果、バッテリーの残量も気にしなくて良く、スタッドレスへの交換がスムーズにできた」
さらに、エア式(空圧式)は、この中で最も高いトルクを発揮でき、プロの現場で主流となっているインパクトレンチです。
ただ、コンプレッサーを必要とするので、使用場所や設置費用にデメリットがあります。
また、エアー式インパクトならではの、後悔も紹介してみます。
「プロ用でパワーも凄いが、コンプレッサーの音が大きく、近所迷惑になりそうで使いづらい...」
「強力なトルクを出せるエアーインパクトレンチが良さそうだったけど、コンプレッサーが3万円以上もして諦めた。」
このように、動力源・タイプによって、その使い勝手や必要となる設備・環境も、変わってきます。
まずは、アナタの作業環境や、使い方に合わせて、3つの種類(充電式・コード式・エアー式)から決めていきましょう。
DIYの経験がほとんどない方や、タイヤ交換が初めての方であれば、コード式タイプがおすすめで、既に工具用バッテリーを持っている方であれば、充電式電動インパクトレンチがおすすめです。
3-2. 「固くてボルトが緩まない…」を回避!タイヤ交換には最大トルク300N・m以上を

出典:楽天市場
続いては、商品説明にある「最大(緩め)トルクが300N・m以上」に絞って、商品選びを進めていくのが、おすすめです。
トルクとは、ボルトやナットを締めたり、緩めたりする力のことです。
タイヤ交換におけるボルトの締め付けトルクは車種ごとに決まっており、一般的な軽自動車や普通自動車であれば、80〜140N・mが目安とされています。
ただし、これは締めるときのトルクで、インパクトレンチ選びでは、固いボルトを緩めるトルクが、重要になってきます。
ホイールナットは、車が走っている間に、泥やサビ、熱によって、想像以上に固着します。そのため、車の指定トルクとほとんど変わらないトルクの製品を選んでしまうと、パワー不足で、1本もボルトを緩められないことにも、なりかねません。
実際に、インパクトレンチのパワー選びで失敗してしまった人は、数多くいます。
「タイヤ交換用にこの製品を買ったけど、緩めトルクが全く足りず使い物にならなかった...」
このような後悔をしないためにも、最大緩めトルクが300N・m以上のインパクトレンチを選ぶことを、おすすめします。
なお、インパクトレンチは正確なトルクで締付けるのには、適していません。そのため、インパクトレンチは仮締めに使い、最終的な締め付けにはトルクレンチを使いましょう。
もしタイヤ交換用のトルクレンチをお持ちでない、あるいは探しているようでしたら、「車のタイヤ交換用トルクレンチおすすめ6選!失敗しない選び方を徹底解説」の記事がおすすめです。
この記事では、タイヤ交換におすすめなトルクレンチやその選び方を、解説しています。ぜひ参考にしてください。
タイヤ交換用のインパクトレンチを探す際は、動力の種類を決めた後は、最大トルクが300N・m以上の製品に絞っていきましょう。
3-3. 「ソケットがはまらない…」を防ぐ!タイヤ交換には差込角「12.7mm(1/2インチ)」を選ぶ
出典:楽天市場
続いては、インパクトレンチの商品説明に「差込角:12.7mm(1/2インチ)」と、記載のある製品に絞り込んでいくのが、おすすめです。
差込角とは、本体の先端にある、ソケットを取り付ける四角い突起部分のサイズです。軽自動車や普通乗用車のタイヤ交換に使われるホイールナット用のソケットは、ほぼ「12.7mm(1/2インチ)」のサイズに合わせて作られています。
そのため、パワーや価格だけで選んでしまい、この差込角の確認を忘れると、買っておいたソケットがはまらない事態に、なってしまいます。
実際に、差込角のサイズを見落として後悔した人のリアルな声が、参考になります。
「パワーや機能が十分なインパクトレンチを買ったが、差込角が9.5mmだった...タイヤ交換用のソケットがはまらず、変換アダプターを買い足した...」
このように、差込角には、サイズを間違えるとソケットが使えないという、落とし穴があります。
差込角も事前にしっかりチェックしておいて、タイヤ交換に間違いのない製品を選びましょう。
3-4. 車のタイヤ交換の満足度を上げる!便利機能と使いやすさ、価格もチェック

出典:楽天市場
最後は、オートストップなどの便利機能や本体の重さ、付属品、そして価格などのバランスを見て、あなたにとってのベストな1台を決めましょう。
電動型やエア型などの動力源や、スペックが同じ製品であっても、これらの要素によって、実際の使い心地や購入後の満足度は、大きく変わってきます。また予算に合わせたモデルを選ぶのも、重要になってきます。
以下の機能やポイントは、タイヤ交換をより安全・快適にしてくれます。
オートストップ機能: ナットを締める際、一定の強さで自動停止する機能。ホイールの傷付けや締めすぎを防ぎ、安全な仮締めができます。
オートスロー機能: ナットを緩める際、外れた瞬間に自動で回転を落とす機能。ナットの飛び出しや紛失を防ぎます。
重さや付属品:20本近いナットの取外し、取付けは一苦労です。無理なく扱える重さか、ソケットやバッテリーなどの付属品も確認しましょう。
例えば、これらの機能やポイントを確認するだけで、購入後の満足度が変わってきます。
「オートストップ付きを選んだおかげで、適度に仮締めできて作業がラクになった。」
「バッテリーを付けると想像以上に重く、4本を交換するのは大変だったし、扱いが難しかった...」
また、ソケットなどの付属品がセットになっていれば、余計な出費も抑えられます。
さらに、実際の購入者からのレビューもじっくりと見ることで、あなたにあったモデルかを判断でき、より一層間違いのない商品選びができるでしょう。
「動力源タイプ」「最大トルク」「差込角」の3つ条件で絞り込んだら、最後は機能・使いやすさ・価格のバランスをチェックして、あなたの使い方にあったインパクトレンチを選びましょう。
4. タイヤ交換用インパクトレンチの基礎知識
ここでは、自動車のタイヤ交換に適したインパクトレンチについて、解説していきたいと思います。
初めてタイヤ交換を始めて自分でしたり、インパクトレンチの取り扱いに不安がある人は、こちらをぜひ参考にしてください。
4-1. 電動工具の上手な使い方|タイヤ交換用インパクトレンチの基本と必要とされる理由

インパクトレンチは、電気(電動式)や空気(エア式)の力で強力な打撃(インパクト)を与え、ボルトやナットを、素早く強力に締めたり緩めたりする工具です。
建設現場やDIY工作を初めとする幅広い場面で使われ、タイヤ交換の時にも使えます。
一方でよく似た工具に、インパクトドライバーがあります。ただこちらは、車のタイヤ交換においては、ナットを緩めるパワーが足りず、適していません。インパクトドライバーの使用は、主にDIYでの家具の組立や木工のネジ締めになります。
また、インパクトレンチは、タイヤ交換の場面において「普通のクロスレンチで手でナットを外せば十分。わざわざ高い電動工具を買わなくても...」と思われがちです。
しかし実はインパクトレンチは、固着したボルトが外れないトラブルや手作業による大きな疲労から解放されるなど、自宅でのタイヤ交換を劇的にラクにしてくれるアイテムです。
タイヤ交換用にインパクトレンチを購入すべき2つの理由
- 手作業による疲労からの解放と作業時間の短縮
- ナットやボルトの破損トラブルを回避できる安全性
これらの理由で、インパクトレンチは、自分でスタッドレスタイヤやノーマルタイヤへ交換する多くのドライバーに、広く支持されています。
続きで詳しく解説していきます。
4-1-1.導入する理由①:手動にはもう戻れない!トリガーを引くだけの快適さと高い効率性
インパクトレンチを導入すべき1つ目の理由は、トリガーを引くだけでボルトが外せる快適さと、作業を短くできる効率性の良さです。
インパクトレンチの使用経験はないものの、DIYでの家具の組立などで、電動ドライバーや他の電動工具を使用した経験はありませんか?もし一度でも使ったことがあるなら、その便利さを覚えてしまって、手動工具には戻れなくなりますよね。インパクトレンチでも、同じような体験ができます。
軽自動車から普通車のホイールナットの指定締付けトルクは、約80~140N・mになります。この強さで締付けられたナットを、手動で外すのは、想像以上に負荷がかかり、手のひらが痛くなるほどです。
例えば、一般的なクロスレンチ(長さ約40cm)を使い、100N・mのボルトを緩めるには、最低でも約25kgの力を込める必要があります。また、数ヶ月間走行した後のボルトは、熱やサビで固着しているため、実際には30kg以上の力が必要です。つまり、お米で例えるならば、3つ以上の10kgのお米の袋を持つ力で、クロスレンチを力強く回す必要があります。
また、4本のタイヤで合計20本近くあるホイールナットを手動で回すとなると、その疲労度合いは大変なものになります。その後の一日を休息に使ったり、翌日からの筋肉痛に悩まされることも、想像に難くありません。
対して、比較的重たいバッテリー型のインパクトレンチであっても、その重さは合計で2~3kgです。確かに片手で扱うのには、重さを感じるものですが、クロスレンチを使ったナットの取外し・取付けに比べれば、腕や手を始めとする体への負担は、全く軽いものです。
実際に電動インパクトレンチでタイヤ交換をした人からは、こんな声が聞こえます。
「インパクトレンチを使って初めてタイヤ交換をした。思いの外ラクに作業ができて、もっと早めに買えばよかった...」
このように、初めてインパクトレンチを使ってタイヤ交換する人にとっては、その快適さは驚くほどです。また、手動で回すよりも素早く、ボルトの取外し・取付けができるのも特徴です。
このように、腕や手の負担を軽減でき、効率的な作業ができることからも、車のタイヤ交換に、インパクトレンチが選ばれています。
4-1-2.導入する理由②:固着ナットでも安心!安全に緩める圧倒的な打撃力
インパクトレンチを導入すべき2つ目の理由は、クロスレンチにはない打撃の力を使うことで、強く固着したナットであっても、ボルトを破損させることなく、安全に取り外せる点です。
タイヤ交換に限らず、家具や家電などネジの取外しで、プラスドライバーを使ってネジ穴を潰してしまった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。あるいは、クロスレンチなどでホイールナットの角を潰してしまい、ディーラーやタイヤ専門店に駆け込んだ経験をした人も、いるのではないでしょうか。
数ヶ月間走行した後のホイールナットは、走行時の熱やサビ、雨や泥汚れ、スタッドレスタイヤであれば、冬場の融雪剤などの影響で、より強く固着しているケースが多々あります。手動のクロスレンチは、回転の力しかかけられないため、この状態のナットを無理やり緩めようとすると、ナットの角を潰す(なめる)原因になったり、ボルト自体をねじ切ってしまうトラブルになりかねません。
一方で、インパクトレンチはただ回転するだけでなく、回転方向に対して高回転の打撃(インパクト)を、直接ボルトに与える仕組みになっています。この瞬間的な打撃が、ネジ山同士の密着を引き剥がしてくれます。このひねりの力と打撃の力で安全に取外しができ、ボルトや車体を傷つけるリスクを、最小限に抑えられます。
ただし、インパクトレンチで取外しができないボルトも、中にはあります。長年乗り続けて錆び切ったホイールナットや、強い締め付けが必要な大型トラックのナットです。これらに対しては、まず安全なインパクトレンチを試した上で、テコの原理を活かせるロングレンチハンドルを、組み合わせて使うのが一般的です。
ロングレンチハンドルは、てこの原理でより高いパワー(トルク)をかけられる点と、持続的に力をかけられる点において、優れています。ただ、打撃による振動を加えられない分、安全性には欠けるので、インパクトレンチを試した後に使います。
このように固着したナットに対して、打撃を加えられるメリットがあるおかげで、安全にホイールナットを取り外せることも、タイヤ交換にインパクトレンチが選ばれている理由です。
4-2. インパクトレンチにおける動力別の種類

インパクトレンチには、電気で動かせる電動式と、空気の圧力で動かす空圧式、手動のハンドインパクトなど動力別に、種類が分けられます。
電動式には、バッテリーで動かす充電式と、コンセントから電力供給を受けるコード式があります。
コード式は大きな電力を引き込むことができ、パワフルで高トルクをかけられるのが特徴ですが、充電式も近年バッテリー性能が向上して、高いトルクをかけられるようになってきています。
また、コード式は充電を気にする必要がないので、連続使用に向いていますが、コードレスなバッテリー式は、手軽に持ち運べるのが特徴です。
最近は、コンパクトで手軽な高いトルクをかけられる充電式電動インパクトレンチが人気です。
なお、空圧式のエアーインパクトは、コンプレッサーで動かし、この中でも最もパワフルで、プロの現場でもよく使われています。
4-3. タイヤ交換における締め付けトルクについて

ここでは、タイヤ交換におけるトルクについて、解説していきます。
トルクは通常、「N·m(ニュートンメートル)」や「kgf·cm」の単位で表示される、ネジやナットを締める力です。
例えば、タイヤ交換において、軽~普通自動車のホイールナットの締付けには、80~140N・mの大きなトルクが指定されています。
インパクトレンチ は、このナットの仮締めや緩めで使用され、正確に指定トルクで締めるには、トルクレンチを使用します。
もしタイヤ交換用のトルクレンチを持っていないようでしたら、「車のタイヤ交換用トルクレンチおすすめ6選!失敗しない選び方を徹底解説」の記事がおすすめです。
この記事では、タイヤ交換におすすめなトルクレンチやその選び方を、解説しています。
4-4. オートストップ機能とは
インパクトレンチの「オートストップ機能」は、ボルトやナットを締め付ける際に、設定したトルクに達すると、自動的に回転を停止させる便利な機能です。
この機能がタイヤ交換で特に役立つのは、「1. ボルトやナットの締めすぎ防止」と「2. 初心者でも安全・安心」の2点です。
インパクトレンチは非常に強力なため、使い慣れていないと、ボルトやナットを必要以上に締め付けてしまい、ボルトやハブの破損につながります。
オートストップ機能があれば、このようなリスクを未然に防げるので、安心して作業を進めることができます。
他には、DIYでタイヤ交換をする初心者にとって、仮締めに適切なトルクを、感覚で判断するのは難しいものです。
オートストップ機能が搭載されたモデルを選べば、締め付け作業をサポートしてくれるので、失敗のリスクを低減し、安全にタイヤ交換を行うことができます。
また、この機能は安全性を高めるだけでなく、作業の効率アップにもつながります。
タイヤ交換用のインパクトレンチを選ぶ際は、この機能の有無にもぜひ注目してみてください。
まとめ
タイヤ交換用インパクトレンチおすすめ6選を、紹介しました。
その中でも、イチオシ商品は、「マキタ TW300DZ」です。
このインパクトレンチは、軽快でパワフルにナットを緩めたり、締めたりでき、多彩な機能がハイスペックで、人気の電動インパクトレンチです。
こちらの商品以外にも、比較表で、機能などを比べてみましたので、もし気になったら、ぜひ参考にしてください。
こちらの情報は、投稿日時点での情報です。
投稿内容の実施は、ご自身の判断・責任のもとで安全性や有用性を考慮して、ご利用ください。

