バイクタンクのデザインはどんなのがある?デザインや塗装方法を紹介

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バイクタンクをカスタムするに当たって、バイクタンクのデザインカラー(塗装方法)について、調べていませんか?

バイクタンクには、どんなデザインがあるんだろう?
あの色合い(カラー)を出す塗装方法って何?
自分好みのカスタムをするには、どうしたら良いんだろう?

こういったお悩みはありませんか?

この記事では、よく知られているバイクタンクのデザインカラーリング方法(塗装手法)を、紹介していきます。

この記事を読んでもらうと、タンクの色々なデザインや塗装方法が学べて、本当に作りたいタンクのデザインが、見つかるかもしれません。

ぜひ最後まで読んでください。

1.バイクタンクにおける塗装で表現するデザインまとめ

バイクタンクをカスタマイズする上で、知っておきたいのが、デザインカラー(塗装方法)です。

デザインはラインやカーブなどで表現される様々な模様で、カラーは塗装手法で出せる色合いのことです。

このデザインとカラーを組み合わせるて、名車仕様であったり、オリジナリティー溢れるにタンクにすることができます。

まず、バイクタンクでは、下のようなデザインがよく知られています。

バイクタンクのデザインカテゴリー

  1. シンプルデザイン
  2. ライン、ストライプやフレーム
  3. ロゴ、エンブレム
  4. フレイムス
  5. スキャロップ
  6. トライバル
  7. グラフィック(動物・人物・風景) など

つづきで、詳しく紹介していきます。

1-1.シンプルデザイン

単一のカラーでデザインされた、シンプルなデザインのオイルタンクは、よく見かけるデザインの一つではないでしょうか。

ラインやグラフィックなど邪魔なデザインがなく、とてもシンプルなので、他のパーツとの相性が、悪くなることはありません。

単一カラーのシンプルデザインでも、キャンディー塗装などでカラーリングを特殊な塗装にすると、逆に目を惹くことができます。

1-2.ライン、ストライプやフレーム

タンクに細かいラインやストライプ、そしてフーレムなど、直線枠で囲ったデザインも、人気があります。

ストライプの太さやカラーの組み合わせによって、クラシックな雰囲気や、モダンなアクセントを演出できます。

名車仕様でもラインが入ったデザインは、よく用いられています。

ラインや境界は、マスキングテープを使用して、簡単に作ることができるので、どんな塗装屋さんでも受け付けてくれます。

1-3.ロゴやエンブレム、文字入れ

タンクにロゴやエンブレムを入れるかどうかも、デザインを考える上で重要になります。

HONDA」や「YAMAHA」、「KAWASAKI」など社名のロゴや、ブランドや車種を象徴するエンブレムを、タンクに入れると、タンクにアクセントが入って、見栄えがよくなったりします

また、純正品とは異なる位置やカラーなどで、ロゴやエンブレムをこだわりを持って入れると、よりオリジナリティーが際立つようになります。

他のバイクとの差別化にもつながってくるので、検討したいデザインの一つです。

1-4.フレイムス

フレイムスは、をイメージしたデザインで、ハーレーなどアメリカンスタイルのバイクで、よく見かけます。

また、バイクタンクだけでなく、オールペイントでも人気のデザインです。

バイク映画の名作「イージーライダー」で登場して、アメリカンカスタムのアイコンとして、認知されたようですね。

フレイムスの炎のカラーは、赤と黄色の定番から、青や紫など変わったカラーも、人気があります。

1-5.スキャロップ

スキャロップは、貝殻をイメージした、アメリカの伝統的な模様のデザインです。

曲線的な形状のデザインで、クラシカルな印象を与えてくれます。

また、フレイムスと同じように、タンクだけでなく、車体全体をこのデザインで塗装することもあります。

1-6.トライバル

トライバルは、ラインやカーブ、矢印、三角形などで表現される、幾何学的な模様が特徴的なデザインです。

多くのトライバルをモチーフにしたデザインは、シンプルなカラーで表現されています

トライバル(Tribal)を日本語に訳すと、「種族の部族の」という意味で、伝統的な部族や民族に伝わるデザインのことを、指します。

代表的なデザインは、サモアン・トライバルと呼ばれるもので、サモア諸島中心に太平洋諸島で用いられています。

トライバルデザインには、特定の象徴や意味が込められることもあり、その物語やスピリチュアルな価値を知るのも面白そうですね。

1-7.グラフィック(動物・風景・人物など)

トラやライオンなどの動物や、風景などを描くグラフィックも、よく見かけるデザインではないでしょうか。

繊細な描写が必要で、技術を求められるため、高価にはなりますが、その分オリジナリティーが出せるので、デザインに凝ってみたい人は、ぜひ検討してください。

ここでは、代表的なデザインを紹介しました。

バイクタンクには、他にも多くのデザインがあると思うので、色々探し回るのも面白いですね。

2.バイクタンクにおける塗装方法(カラーリング技術)

デザインの他にカラーリングも、タンクを塗装でカスタムする上で、欠かせない要素になってきます。

カラーリングは、塗料手法の開発で進歩し、いまは幅広いバリエーションがあります。

デザインとカラーを組み合わせで、より一層オリジナリティーを演出できるので、こちらで代表的な塗装方法を紹介します。

下は、バイクタンクでよく知られているカラーリング方法となります。

バイクタンクにおける塗装方法・手法

  1. ソリッド
  2. メタリック
  3. パール
  4. マット
  5. キャンディー
  6. ゴーストペイント
  7. クラックペイント
  8. エイジング
  9. メタルフレーク
  10. クリスタル など

つづきで、それぞれの特徴について解説していきます。

2-1.ソリッド塗装

ソリッド塗装は、青や白など単一カラーでの塗装のことを、言います。

単一のカラーなので、タンクの形状やラインを、際立たせてくれます

また、染料を調合することで様々な色合いが出せるので、あなた好みの色を選べます。

単一カラーのため、他の塗装方法よりも安い費用で作成できます。

シンプルな色合いですが、別のカラーのラインやロゴなどデザインとの組み合わせるで、オリジナリティーも出せるので、ぜひ選択肢に入れたいカラーの一つですね。

2-2.メタリック塗装

メタリック塗装は、金属のような光沢を持たせる塗装方法です。

例えば、ゴールドシルバーなどの金属光沢を、ソリッド塗装で表現するのは、難しいです。

ただ、このメタリック塗装をすると金属光沢のような輝きを表現できます。

これは、メタリック塗装の塗料に金属の粒子フレークと呼ばれる小さい破片が含まれていて、これらが反射することで、光沢が出ます。

また、ソリッド塗装と同じようにカラーバリエーションも豊富なので、本物の金属(メッキ)では表現できないようなメタリックブルーやメタリックレッドなども表現することができます

2-3.パール塗装

パール塗装は、メタリック塗装に似て、反射する材料をまぜこんだ塗装です。

この塗料には、微細なパールやマイカ粒子が、均一に混ざっています。

このパールやマイカに光が当たることで、メタリック塗装のように反射しますが、光の角度によって、色が変化する特性があります。

そのため、単一ではなく、宝石のように様々な色が混じった輝きになるのが、この塗装方法の特徴です。

パーツ塗装でも、幅広く色調できるので、豊富なカラーバリエーションから選べます。

2-4.マット塗装

マット塗装(Matte Paint)は、ツヤ消し塗装とも呼ばれ、特別な塗料をぬって、光沢や輝きのツヤをおさえた塗装方法です。

塗装表面を触ると、ザラザラしているのが特徴です。

クリアでのツヤやメタリックの光沢とは異なった見た目が印象的で、落ち着いてタンクに存在感が出てくる塗装になります

この塗装方法のデメリットとしては、汚れがつきやすく、洗浄に手間がかかる点です。

2-5.キャンディー塗装

キャンディー塗装は、メタリック塗装に、深みのある輝きや色の変化を持たせた塗装方法です。

これはベースとなるメタリック塗装の上に、複数の半透明なカラーの塗料を重ね、仕上げます。

したがって、メタリック塗装よりも、色ツヤの深みが増します。

キャンディー塗装は、メタリック塗装に複数の工程が加わるので、費用や技術力が求められます。

2-6.ゴーストペイント

ゴーストペイント(Ghost Paint)は、キャンディー塗装を応用した塗装方法です。

デザインと組み合わさった塗装方法で、特定の角度から見ると、薄く複雑なデザインやパターンが浮かび上がってくる塗装方法です。

キャンディーペイントでベースとなるメタリック塗装をした後に、同系色のメタリックもしくはパール塗料で、デザインを描きます

すると、一見何もみえない塗装表面ですが、角度を変えると、描いたデザインが、浮かび上がって見えるようになります。

描く絵のデザインとの組み合わせで、様々に表現できます。

2-7.クラックペイント

出典:Kickoff クラック塗装

クラックペイントは、割れ目のような模様が出てくる塗装方法です。

塗料の乾燥過程で塗膜が収縮するのを利用して、強制的に割れ目を作り出します。

割れた模様が古びた印象を与えるため、アンティークやビンテージスタイルのバイクに適している塗装方法です。

また、割れ目(クラック)は同じような模様にはならないため、唯一無二のタンクに仕上がります。

2-8.エイジング塗装

エイジング塗装は、意図的に劣化したように見えるように加工した塗装方法です。

塗装された表面に、汚れキズサビ色の退色などを塗装で再現することで、古びた外観に仕上げます。

このエイジング塗装では、アンティークのような独特な雰囲気になるのが、特徴です。

2-9.その他の塗装方法

他にも、結晶のような模様が広がってくるクリスタル塗装や、メタリック塗装で使われるフレークよりも大きなフレークを混ぜたメタルフレーク塗装など、多くの塗装方法が知られています。

ぜひデザインと組み合わせて、オリジナリティー溢れるカスタムを楽しみましょう。

3.塗装以外の選択肢

バイクタンクは、塗装だけではありません。

無垢のアルミをそのままに活かしたり、メッキで加工するのも一つです。

もし、バイクタンクのメッキ加工に興味がありましたら、「バイクパーツのメッキ加工料金の目安とは?」の記事を参考にしてください。

この記事で、メッキ加工の料金目安や、工程、そして業者の選び方を解説しています。

4.タンクのカスタムペイントのおすすめの手順

ある程度のデザインや塗装方法がわかってきたら、実際に塗装してみたくなりますよね。

そこで、塗装屋さんに全て任せずに、タンクを自分好みのデザインやカラーで、カスタムしたい人におすすめの手順を、紹介していきます。

タンクカスタムペイントをする際のおすすめの流れ

  1. 雑誌やネットなどの素材を参考に、自分好みのタンクカスタムをイメージする
  2. イメージしたカスタマイズから、デザインや塗装方法そして予算を決める
  3. いくつかの塗装屋さんに、好みのカスタムについて相談や見積もりをとってみる
  4. 技術レベルや予算を考慮して、信頼できる塗装屋さんに依頼する

まとめ

バイクタンクのデザインは、シンプルなデザインからラインフレイムス、そして動物や人物を描いたグラフィックなど、多様です。

ロゴをどこに入れるかだけでも、悩んでしまいますよね。

そして、デザインだけでなく、塗装方法も単一カラーのソリッドから、メタリック、そしてキャンディーまで、幅広くあります。

色々な組み合わせを考えて、タンクのカスタムを楽しみましょう。

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