バイク用トルクレンチおすすめ7選|バイク整備に適した商品と選び方を紹介

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タイヤ交換をしたいので、バイク用のトルクレンチを探している
バイクのメンテナンス用商品がいくつもあって、自分の求める商品が分からない。

バイク用トルクレンチは、取り外したパーツをネジを適切なトルクで締めるのに適した工具で、メンテナンスを行う際の、必須アイテムですよね。

でも、バイク用トルクレンチにもプレセット型やデジタル型など多くの種類があり、どれを選べば良いか困ったりしませんか。

そこでこの記事では、バイク用トルクレンチおすすめ商品の紹介と、それの使い分け選び方まで解説します。

商品選びで悩んでいる方や、おすすめ商品を知りたい方は、ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

この記事では、おすすめのバイク用トルクレンチ7選を、紹介していきますが、まずはイチオシ商品からお伝えしようと思います

イチオシの商品は、「TORUK NLBS-00」と「GOYOJO GM60-JP」の2つの商品です。

TORUK NLBS-00」は、初めてオイル交換やタイヤの取付などのメンテナンスをする方におすすめで、「GOYOJO GM60-JP」はトルク値の検査までしっかりやりたい方に、おすすめです。

TORUK NLBS-00」は、1ヶ月に50個以上も売れている人気のプリセット型トルクレンチです。

早速、商品の詳細を知りたい方は、下にある各ショッピングモールのボタンから、より詳しい解説を知りたい方は、こちらをご確認ください。

この記事で「TORUK|NLBS-00」についてはこちらを、「GOYOJO GM60-JP」についてはこちらをご覧ください。

初心者から玄人にも向いている両回転対応型の高精度プリセット型トルクレンチ

TORUK|NLBS-00

出典:楽天
参考価格3,580円(税込、送料無料)
(2024/9/12時点)

GOYOJO GM60-JP」も人気のトルクレンチで、アマゾンで1ヶ月に100個以上も売れているデジタル型のトルクレンチです。

こちらも、商品の詳細を確認したい方は、下にある各ショッピングモールのボタンをクリックしてください。

3つの測定モードを持ち、シグナル式と直読式の二つの機能を兼ねるトルクレンチ

GOYOJO|GM60-JP

出典:楽天市場
参考価格7,790円(税込、送料無料)
(2024/9/17時点)

1. バイク用トルクレンチの比較表

下の表は、おすすめするバイク用トルクレンチ7点の比較表です。

この比較表では、トルクレンチの種類やトルク範囲など、商品を選ぶ上で参考になるポイントも項目にあげています。

商品をまとめて比較したい方は、下の比較表を参考にして、もし気になった商品があったら、早速ショッピングサイトで、詳細を確認してみてください。

メーカー/
商品名(型番)
TORUK
‎NLBS-001
エマーソン
EM-29
UYECOVE
3860BLU
GOYOJO
GM60-JP
SK11
SDT3-060
ShuilingSK11
SDTM-085
価格3,580円~4,290円~4,099円~7,790円~11,169円~6,999円~23,128円~
特徴・イチオシ商品
・日本語説明書つき
・視認性良好な目盛
・台湾製トルクレンチ
・長年の販売実績
・ソケット付き
・オイル交換対応

・高いトルク精度
・視認性の良い目盛
・優れた耐久性
・イチオシ商品
・シグナル/直読対応
・3つの測定モード
・高いトルク精度
・シグナル/直読対応
・2つの測定モード
・正確・高精度
・読みやす目盛
・調整可能スパナ
・高い保証精度
・シグナル/直読対応
・2つの測定モード
・スパナ型
タイププレセット型プレセット型プレセット型デジタル型デジタル型スパナ型スパナ型
シグナル式
直読式✖️✖️✖️✖️
トルク値範囲
(Nm)
5-6040~2005-601.8-603-605~254.2~85
トルク値範囲
(他型番)
2~24
19-110
28-210
-1~25
20~220
200~1000
0.3~10
0.9~30
3~100
1.5~30
4~80
6.8~135
--
精度±4%±3%±3%±2%±3%±4%±3%
ヘッド形状ソケットソケットソケットソケットソケットスパナスパナ
サイズ(cm)39×7.2×6.150×8.3×7.335×5.4×4.634×8.7×5.9--33×13×6.4

2. バイク用トルクレンチおすすめ7選

バイク用トルクレンチには、プレセット型やデジタル型、単能型など多くの種類があります。

またトルクレンチは、ボルトの締め付けに適しているシグナル式と、トルク値の検査に向いている直読式があります。

他にもトルクの表示方法や、ヘッド部分の違いなどで、下の表のように分類できます。

続きでは、それぞれのタイプ別のおすすめ商品をご紹介していきます。

2-1. バイク用プレセット型トルクレンチおすすめ3選

2-1-1. TORUK NLBS-00 両回転対応型の高精度プリセット型トルクレンチ

初心者から玄人にも向いている両回転対応型の高精度プリセット型トルクレンチ

TORUK|NLBS-00

出典:楽天市場
参考価格3,580円(税込、送料無料)
(2024/9/12時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
✖️5-60・日本語説明書つき
・視認性良好な目盛
・台湾製トルクレンチ
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
2~24
19-110
28-210
±3%ソケット

まず初めに紹介する商品は、「TORUK NLBS-00」です。

この商品は、初心者からプロにもおすすめのプリセット型トルクレンチです。

初心者にも易しい日本語の取扱説明書と、しっかりとした校正証明書がついています。

右ネジと左ネジの両回転対応型で、その精度は±3%と高精度です。

リンクの5-60N・m以外にも、他のトルク値範囲に対応した商品も展開されているので、気になった方は、ぜひ下にある各ショッピングモールのボタンより確認してください。

2-1-2. エマーソン EM-29 14/17/19/24mmの4種類のソケットにを付属

ソケットに14/17/19/24mmの4種類が付属した品質と使いわすさにこだわったプレセット型レンチ

エマーソン|EM-29

出典:楽天市場
参考価格4,290円(税込、送料無料)
(2024/9/17時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
✖️40~200・長年の販売実績
・ソケット付き
・オイル交換対応
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
-±3%ソケット

つづいて紹介する商品は、「エマーソン EM-29」です。

国内市場で長年販売実績のある自動車工具&用品メーカー「ニューレイトン社(日本)」製です。

基本性能を十分おさえながら、品質と使いやすさにこだわったトルクレンチになります。

14/17/19/24mmの4つのソケットが付属して、タイヤ交換だけでなくオイル交換など多くのメンテナンスに使用できます。

2-1-3. UYECOVE ‎3860BLU ±3%の高い誤差精度と2種類の目盛りで容易にトルクを設定

±3%の高い誤差精度と、主目盛りと副目盛りの2種類で設定が容易なプレセット型トルクレンチ

UYECOVE|‎3860BLU

出典:楽天市場
参考価格4,099円(税込、送料無料)
(2024/9/17時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
✖️5-60・高いトルク精度
・視認性の良い目盛
・優れた耐久性
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
1~25
20~220
200~1000
±3%ソケット

3つ目に紹介する商品は、「UYECOVE 3860BLU」です。

このトルクレンチは、プレセット型のトルクレンチになります。

締め付け精度±3%と精度が高く、主目盛りと副目盛りの2種類で、トルク値のセットが簡単にできます

材質には、クロムモリブデン鋼を採用して、高い耐久性があるのも特徴です。

2-2. バイク用デジタル型トルクレンチおすすめ2選

2-2-1. GOYOJO GM60-JP 3つの測定モードを持ち、シグナル式と直読式両対応

3つの測定モードを持ち、シグナル式と直読式の二つの機能を兼ねるトルクレンチ

GOYOJO|GM60-JP

出典:楽天市場
参考価格7,790円(税込、送料無料)
(2024/9/17時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
1.8-60・シグナル/直読対応
・3つの測定モード
・高いトルク精度
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
0.3~10
0.9~30
3~100
±2%ソケット

つづいては、デジタル型トルクレンチを紹介していきます。

まずは、「GOYOJO GM60-JP」を紹介します。

こちらの商品は、プレセット/ピークホールド/トラックの3モード対応のデジタル型トルクレンチです。

トルクをかけると液晶にトルク値が表示されるので、かけているトルク値を測定できることができます。(直読式)

また、プレセットモードでは、トルクを設定し、設定したトルクになったら、ブーザー音で知らせてくれます。(シグナル式)

シグナル式/直読式どちらの機能も持っているので、ぜひおすすめしたい商品です。

2-2-2. SK11 SDT3-060 トラックモードとピークホールドモードの2モード

常にかけているトルク値を表示するモードと最大値を表示する2つのモードで、正確、高精度なトルク管理が可能

SK11|SDT3-060

出典:楽天市場
参考価格11,169円(税込、送料無料)
(2024/9/19時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
3-60・シグナル/直読対応
・2つの測定モード
・正確、高精度
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
1.5~30
4~80
6.8~135
±3%ソケット

つづいて紹介する商品は、「SK11 SDT3-060」です。

こちらのデジタル型トルクレンチも、締め付けに向いているシグナル式と、検査に向いている直読式の二つの機能を持っている商品です。

トラックモードでは、常にその時点でのトルク値を表示してくれ、ピークホールドモードは最大値を表示するモードになっています。

リンクの商品は、ソケットが付属していないので、サイズを調べてからご購入ください。

2-3. バイク用スパナ型トルクレンチおすすめ2選

2-3-1. Shuiling モンキーレンチ トルクレンチ サイズ変更可能なスパナ型

スパナサイズを30mmまで変更可能

Shuiling|モンキーレンチ トルクレンチ

出典:アマゾン
参考価格6,999円(税込、送料無料)
(2024/9/12時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
✖️5~25・読みやす目盛
・調整可能スパナ
・高い保証精度
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
-±4%スパナ

つづいては、スパナ型のトルクレンチを紹介します。

まず紹介する商品は、「Shuiling モンキーレンチ トルクレンチ」です。

こちらの商品は、ヘッドがソケットタイプの商品と比べると薄く、細い隙間にも入りいやすいトルクレンチです。

ヘッド部分は交換可能で、スパナのサイズも0~30mmまで変更できるようになっています。

2-3-2. SK11 SDTM-085 スパナ型でシグナル式・直読式に対応したデジタル型トルクレンチ

スパナ型でシグナル式・直読式に対応したデジタル型トルクレンチ

SK11|SDTM-085

出典:楽天市場
参考価格23,128円(税込、送料無料)
(2024/9/19時点)

シグナル式直読式トルク値範囲
(Nm)
特徴
4.2~85・シグナル/直読対応
・2つの測定モード
・スパナ型
トルク値範囲
(他型番)
精度ヘッド形状
-±3%スパナ

最後に紹介する商品は、「SK11 SDTM-085」です。

デジタル型で紹介した「SK11 SDT3-060」のヘッドが、スパナになったトルクレンチです。

この商品も締め付けに向いているシグナル式と、検査に向いている直読式の二つの機能を持っている商品になります。

ヘッドが薄く細い隙間にも入り込みやすいのが、こちらの商品の特徴です。

3. 初めて購入する人が後悔しないための3つの選び方

続いては、バイク用トルクレンチの選び方について、解説していきます。

正直なところ、トルクレンチ選びでは、迷ってしまう方も、多いのではないでしょうか。

例えばトルクレンチのスペックだけでも、締め付け精度保管方法ヘッド形状トルク値差し込み角…など、多くの判断材料があります。

そして、「高ければ、どんなメンテナンスにも使えるよね?」「安いのは、使えないんじゃないの?」と悩んでいるうちに、結局どれが良いかわからなくなってしまうことも、良くあります。

そこで、初心者からのレビューや、プロまでの現場の声を徹底的にリサーチし、初心者が「購入した後に失敗した...」と後悔しないためのポイントを、3つにまで絞り込みました。

特に初めてするバイク整備は、「オイル交換やタイヤ交換」など、必要不可欠だけど、簡単にできそうなメンテナンスですよね。

この二つのメンテナンスのトルクレンチに絞れば、チェックすべきポイントは限られます

下の手順のように選んでいけば、それほど迷うことなく、あなたにとって「安くて最高にコスパの良い1本」が見つかるはずです。

バイク用トルクレンチを選ぶおすすめの手順

  1. 使い方から適切な種類を決める
  2. 適用なトルク値範囲の商品に絞る
  3. 差込角を調べて商品を選ぶ


続きで、詳しく解説していきます。

3-1. そのトルクレンチで『締め』られますか?失敗しないための「作業用」と「検査用」の違い

トルクレンチには、シグナル式と直読式の2種類があり、この二つのタイプから絞り込んでいくのが、比較的簡単です。

シグナル式はネジの締め付けに向いていて、直読式はネジのトルク値を測定する検査に適しています。

基本的なメンテナンスであれば、プリセット型と呼ばれる標準的なトルクレンチで、最も多く選ばれています

設定したトルク値になると『カチッ』の音で止まってくれるので、適切なトルクで、ネジやボルトを締めることができます。

一方で、プレート型やダイヤル型など直読式は、トルク値の検査で使われ、整備工場などプロの現場で、利用が多いトルクレンチです。

エンジン回りの繊細なパーツを含めて、整備した各パーツのネジが、しっかりと止められているかを調べるのに、便利です。

ただし、多くの人が利用するプリセット型と比べて、多く製造されていない点や、プロが高い品質を求めるため、価格が高くなっています

このため、オイル交換やタイヤ交換など、初めて整備をする人にとっては、プリセット型で十分で、価格も3千円~4千円程度と手ごろです。

もし、検査まで考えている人には、デジタル型も良いでしょう。

簡単な整備だけに使えるトルクレンチを探していたのに、『トルクがわかる方が安心だ』と思って検査用のトルクレンチを買ってしまい、結局プリセット型を買いなおした...…と後悔のないように、使用する用途・目的を予め想定して、適したタイプを選ぶのがおすすめです。

3-2. その整備トルク値の範囲内ですか?バイク整備での『トルク値範囲』による商品の絞り方

次に大切なポイントは、自分が行いたい作業(タイヤ交換か、それ以外の整備か)に合わせて、適切な「トルク範囲」の商品に絞り込むことです。

なぜなら、バイクの整備箇所によって必要なトルク値は大きく異なり、トルクレンチにもそれぞれ「得意な測定範囲」が決まっているからです。

例えば、初心者が最初に挑戦することの多い「オイル交換」と「タイヤ交換」では、以下のように必要なトルクの強さが全く異なります。
オイル交換(ドレンボルト):20〜30N・m前後(比較的小さな力)
タイヤ交換(アクスルナット):50〜100N・m以上(非常に大きな力)

このため、実際にトルクレンチを購入した人の中には、以下のような後悔をする方もいます。
「タイヤ交換用を買ったけれど、設定の最小値が大きすぎて、一番やりたかったオイル交換に使えなかった……」
「設定できる最大値を超えていることに後から気づき、結局最後は『勘』で締めることになってしまった……」

このような後悔をしないためにも、購入前には「自分がまずどの整備をしたいのか」を想定し、そのトルク値をカバーしているレンチを選ぶことが何より重要です。

例えば、「TORUK」のトルクレンチにも、「5〜60N・m」や「19〜110N・m」など使用できるトルクが異なる型式が、ラインナップされています。

タイヤ交換をするのであれば「19〜110N・m」のトルクレンチを、オイル交換や日常の点検をするには、「5〜60N・m」のトルクレンチを選ぶようにしましょう。

なお、それぞれの既定のトルク値はサービスマニュアルに記載されていますので、入手しておきましょう。

3-3. そのソケット、ハマりますか?差込角(9.5mmか12.7mm)を確認す

トルクレンチ本体を選ぶ際は、先端の「差込角(ソケットを差し込む四角い部分)」が、自分が使うソケットのサイズと合っているかを必ず確認しましょう。

バイク整備では、「9.5mm(3/8インチ)」または「12.7mm(1/2インチ)」のどちらかを選ぶのが、一般的です。

なぜなら、差込角のサイズが異なると、手元にあるソケットを装着することができず、作業が進められなくなるからです。

一般的に、小さなトルク(エンジン周りなど)を扱うレンチは9.5mm、大きなトルク(タイヤ交換など)を扱うレンチは12.7mmというように、かかる負荷に合わせてサイズが設計されています

ここを間違えると、別途「変換アダプター」を購入する手間とコストがかかってしまいます。

実際にトルクレンチを購入した人の中には、以下のような後悔も聞こえてきます。
「手持ちのソケットセットが9.5mm用で、12.7mmのトルクレンチを買ってしまい、どれも装着できなくて買い直す羽目になった」
「タイヤ交換のために別に買ったソケットが12.7mm用で、9.5mmのレンチ本体と繋ぐためのアダプターで繋いだが、無理な力が必要で折れそうになり作業を断念した」

このように、自分が「今持っている工具のサイズ」や「これから行う作業に必要な力」を基準に、選ぶことが大切です。

せっかく届いたのに作業が始められない!」という後悔をしないために、購入ボタンを押す前に必ずスペック表の「差込角」をチェックしましょう。

もし迷ったら、オイル交換などの日常整備がメインなら「9.5mm」、ホイールの脱着など大きな力をかける作業がメインなら「12.7mm」を選ぶと良いでしょう。

ここまで選ぶことができれば、あとは価格やブランド、素材など自分の好みにあった一本を選べば間違いないでしょう。

ぜひこの3つのステップをしっかりと経て、購入後の後悔をなくしましょう。

4. バイク用トルクレンチの基礎知識

4-1. バイク用トルクレンチについて

トルクレンチは、ボルトナットの締め付けに利用される工具の1つです。

この工具の特徴は、回転させるのに必要なトルク(回転させる力)と呼ばれる力を、正確に測定し、指定されたトルクで締めることができる点です。

適切なトルクで締め付けることは、車体やパーツの性能安全性を保つための重要なポイントの一つで、この理由からトルクレンチが利用されています。

バイク用トルクレンチには、様々な商品が販売されていて、主に以下のポイントが選ぶ基準になります。

バイク用トルクレンチを選ぶポイント

  • トルクレンチの種類
  • トルク値の設定範囲
  • 精度
  • トルク表示、設定方法
  • ヘッド部分の形状 など

4-2. トルク値の設定範囲

バイク整備において、ネジやボルトを締める「力の強さ」を数値で表したものが、「トルク値」です。

バイクの世界でも、主に「N・m(ニュートンメートル)」という単位が使われます。

なぜこの数値が重要かというと、バイクに使われているネジには、それぞれ「最も安全で、かつ壊れない締め付けの強さ」が、1本ずつ厳密に決まっているからです。

例えば、ヤマハ SR400では、様々な箇所にトルク値が設定されていて、そのトルク値は0.5Nm~129Nmと非常に幅広いものになっています。

この「メーカーが指定した数値」を、一般的に規定トルクと呼びます。

特にバイクは、エンジンの振動や熱、走行時の衝撃を常に受けているため、ネジが「締まりすぎ」ても「緩すぎ」てもいけません。

実際、バイク整備のプロの現場でも、熟練者でも感覚だけで締め付けるのは危険なため、トルクレンチが使われているのが、現状です。

サービスマニュアルに記載されているこの数値を守ることで、初めてプロと同じくらい安全なクオリティで、整備を行うことが可能となります。

まずは「バイクのネジは、場所によって締めるべき数字が決まっている」という基本を、しっかり押さえておきましょう。

4-3. 締め付け力の加減-トルクの精度とは

トルクレンチにおいて「精度」とは、単なる製品の良し悪しではなく、「設定した数値に対して、実際にボルトを締める力がどれだけ正確か」を保証するものです。

なぜなら、バイクの各パーツに指定されている「規定トルク(サービスマニュアルの数値)」は、ISO(国際標準化機構)などの規格に基づいた精度の高い工具で、締めることを前提に設定されているからです。

一般的に、信頼できるメーカーのトルクレンチは「±3%〜4%」といった精度を保証しており、これは「100N・mに設定したら、実際には97〜103N・mの範囲内で締まること」を、約束しています。

実際に整備の現場では、精度を軽視したことで、以下のような後悔の声が聞かれます。
「数年使いっぱなしの古いレンチで締めていたら、なんとなくボルトが緩く、調べてみたら、既定のトルク値に達していなかった。」

このように、精度とは「締め付け不良」という致命的なリスクを排除するための合格ラインです。

特に、熱で膨張・収縮を繰り返すエンジン周りや、わずかなオーバートルクで割れてしまう繊細なアルミパーツを扱う際、この数パーセントのズレが、「パーツの寿命」や「数万円単位の高額な修理費」に、直結することもあります。

特に、トルクレンチは単なる鉄の棒ではなく、内部に精密なスプリング(バネ)や、部品が組み込まれた「測定器」という側面も、持っています。

そのため、この内部構造の劣化や不適切な取り扱いによって、精度が落ちてきてしまいます。

従って、精度を適切に管理すためにも、保管は取扱説明書に記載された方法を、守りましょう。

特に、高いトルク設定で保管するのは、精度低下の主な原因です。

これは内部のスプリングを縮めたままにしているためで、バネがへたってしまい精度を保てなくなってしまいます。

4-4. トルクレンチの種類

トルクレンチにはいくつかの種類があり、用途や「トルク値の確認方法」によって使い分けをします。

バイク整備においては、設定した数値に達したときに音や振動で知らせてくれる「プリセット型」が最も一般的ですが、他にもいくつかの形式が存在します。それぞれの特徴を下のように整理しました。

このようにトルクレンチの形式や表示方式には違いがあり、目的や締め付けるネジの箇所に応じて使い分けます。

なぜバイク整備では「プリセット型」が選ばれるのかというと、「手元の目盛りを凝視しなくても、手の感覚と音で確実に締め終わりがわかるから」です。

また、バイク整備だけでなく、車の整備や自転車の整備、機械の整備など、多くの場面でプリセット型が利用されていて、価格も安定しているのも、選ばれている理由です。

「まずは自分でメンテナンスを始めたい」という初心者の方であれば、まずは汎用性が高く、ミスを防ぎやすいプリセット型のトルクレンチから選ぶのが間違いのない選択です。

4-5. プレセット型トルクレンチ

出典:楽天市場

ここでは、トルクレンチの種類の一部について解説していきます。

まずは、プリセット型のトルクレンチです。

このタイプのトルクレンチは、最も一般的なトルクレンチの1つです。

トルク値を事前に設定して、設定したトルク値になると、音や振動などで知らせてくれるトルクレンチになります。

適切なトルク値でネジやボルトを締めれるので、締め付けに向いているシグナル式に該当します。

またプリセット型は、ヘッドのソケットを変更でき、サイズの異なるネジやボルトにも柔軟に対応しています。

バイクメンテナンスに適切なトルク値の商品も多く販売されていて、最もバイク整備にも利用されるのトルクレンチの一つです。

4-6. デジタル型トルクレンチ

出典:楽天市場

デジタル型トルクレンチは、最新の電子センサーを搭載した非常に利便性の高いツールです。

最大の特徴は、あらかじめ設定した数値で締める「シグナル式」と、今どれくらいの力で締まっているかをリアルタイムで測定する「直読式」の両方の機能を兼ね備えている点にあります。

なぜ本格的にメンテナンスをしたい方にデジタル型がおすすめかというと、液晶画面と音、光(LED)を使って、アナログ以上に「精密かつ直感的なトルク管理」ができるからです。

実際にデジタル型を導入したユーザーからは、その多機能さゆえのメリットが多く語られています。

締め付けの過程が見える安心感
カチッと鳴るのを待つだけのプリセット型と違い、目標値に向かって数値が上がっていくのが見えるため、安心。

1本で幅広い単位に対応
海外製バイクの整備などで、マニュアルの単位が「N·m」以外で記載されていても、ボタン一つで単位換算して表示できるため、計算ミスによる失敗がなくなった。

ピークホールド機能が便利
「実際、最大で何N·mまで締まったのか」を画面に記録しておけるため、作業後のセルフチェックが確実になり、整備のクオリティが格段に上がった。

このように、締め付けと検査の両方を1本で高精度に行えるデジタル型は、まさに一段上の整備を目指す方のためのツールになります。

価格はプリセット型よりも高価になりますが、エンジンのオーバーホールやカーボンパーツの取り扱いなど、より繊細で確実な作業を求めるのであれば、購入価値は十分です。

4-7. シグナル式と直読式

つづいては、トルクレンチの形式について解説していきます。

トルクレンチには、シグナル式と直読式に分類でき、該当するタイプや特徴は下の表のようになります。

この表のように、シグナル式は締め付け作業に適したタイプで、直読式は測定や検査に適したタイプなので、用途に合わせた使い方をしていきます。

シグナル式は、予めトルクを設定して、設定したトルク値になると、音や振動で知らせてくれるタイプです。

プリセット型単能型は、シグナル式に該当します。

一方で、直読式は加わったトルクを、目盛りデジタル数字で示してくれるトルクレンチです。

プレート型やダイヤル型が直読式に該当し、ネジやボルトの締め付け具合の検査に適しています。

また、デジタル式にはシグナル式と直読式の機能を兼ね備えた商品もあります。

4-8. ヘッド部分の形状-ソケットレンチタイプとスパナタイプ

つづいては、トルクレンチのヘッドについて解説していきます。

トルクレンチのヘッドには、ソケットレンチスパナの2種類があります。

ソケットタイプは、口が閉じたレンチ型ソケットをヘッド部分に差し込んでつかいます。

このタイプには様々なサイズのソケットがあるので、多くのネジに対応できます。

一方で、スパナタイプは先端の口が開いてそこにネジを挟み、締め付けを行うトルクレンチです。

先端の口のサイズを変更できる製品も多く、こちらも様々なサイズのネジに対応できます。

なお、ソケットタイプはソケット分の厚みがある分、スパナタイプよりも細い隙間に入りずらく、細い隙間のネジには不向きです。

4-9. 安物は使えない?トルクレンチの価格が変わる理由

安価なトルクレンチでも大丈夫かな?」と不安に思う方は多いと思います。

でも、結論から言えば、バイクの日常整備が目的であれば、3千円程度のコストパフォーマンスに優れたモデルで十分です。

なぜなら、数万円もする高級モデルと、手頃な価格の普及モデルの差は「締められるかどうか」ではなく、主に「使用頻度の限界」や「細かな作業性」の部分にあるからです

プロが日常的に使うのであれば高級品が必要ですが、週末に自分のバイクをメンテナンスする用途でしたら、普及モデルで問題ありません。

実際に、高価なプロ用モデルと、普及モデルで「価格の差が出るポイント」を比較すると、以下の3つにまとめられます。

耐久性と校正頻度
高級品は、毎日数十回や数百回使うことを想定し、精度が狂いにくい内部構造や、特殊な素材が使われています。

対して普及モデルは、たまの休日に行う整備を想定していますが、精度自体は出荷時に検査されており、個人レベルの頻度で使う分には、全く問題ありません

ギヤ数の違いによる取り回し
高価なものは、中のギヤが細かく(72枚など)、狭い場所でも少しの振り幅で回せます

対して、普及モデルはギヤ数が少ないこともありますが、バイクの主要なネジ(ドレンボルトやアクスルシャフト)の周りは比較的スペースがあるため、実作業で困るシーンは意外と少ないのが現実です

ブランド料と保証体制
数倍の価格差の半分以上は、ブランドの信頼や、即日修理などの手厚いサポート代です。

DIYでバイク整備をしたい方にとっては、高すぎるサポート代を払うより、手頃な価格で「正しく管理された新品」を使用する方が、理に適っています。

実際に現場の声を見てみると、「安いので不安だったが、使ってみるとしっかり規定値で管理でき、もっと早く買えばよかった」という、安価なモデルでも、肯定する声を数多く聞けます。

「安かろう悪かろう」を心配して、整備に取り掛かれず、バイクライフを楽しめないのは、もったいないですね

まずはこの記事で紹介したおすすめ品のような、実績があって手に取りやすいモデルから始めて、「数字で管理する安心感」を体験してみましょう。

まとめ

バイク用トルクレンチおすすめ7選を、紹介しました。

バイク用トルクレンチには、ネジの締め付け用のシグナル式と、検査に適している直読式があります。

もし簡単なメンテナンスを考えているようでしたら「TORUK NLBS-00」で、検査も含めた利用を考えているようでしたら、「GOYOJO GM60-JP」がおすすめです。

こちらの商品以外にも、比較表で、機能などを比べてみましたので、もし気になったら、ぜひ参考にしてください。

こちらの情報は、投稿日時点での情報です。
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