バイク用油温計おすすめ6選|エンジンオイルの温度を把握しよう
「エンジンの調子があまり良くないので、試しにエンジンオイルの油温をはかってみたい。」
「油温だけでなく、電圧や水温も測れる油温計を探している。」
エンジンがなんとなく調子が悪いために、エンジンオイルの温度が適正範囲なのか、気になったりしますよね。
そこで取り入れたいのが油温計だと思いますが、バイク用油温計も様々で、どれを選べば良いか困ったりしませんか。
この記事では、バイク用の油温計おすすめ6選の紹介や、バイク用油温計の基礎知識、そして選び方を解説します。
商品選びで悩んでいる方や、油温計の役割を知りたい方は、ぜひ最後まで読んで、商品選びの参考にしてください。
イチオシのバイク用油温計
この記事では、おすすめのバイク用油温計6選を、紹介していきますが、まずはイチオシ商品を、お伝えしようと思います。
イチオシの商品は、「ヨシムラ PRO-GRESS2」です。
この商品は、デジタルタイプの油温計で、200°Cまでの油温がはかれます。
また、油温計としてだけでなく、水温計・電圧計・時計としても活用できます。
オイル排出口とつなぐ別売の温度センサーが、幅広い車種をカバーしているので、様々なバイクで利用できます。
日本製で作りもしっかりしていて、防水機能もあるので、気になった人は、下のリンクから商品の詳細をチェックしてみてください。
1.バイク用油温計の比較表
下の表は、おすすめするバイク用油温計6点の比較表です。
この比較表では、温度の測定範囲から、表示タイプ、電源や金額などで、比較しました。
商品をまとめて比較したい方は、下の比較表を参考にして、もし気になった商品があったら、早速ショッピングサイトで、詳細を確認してみてください。
メーカー/ 商品名(型番) | ヨシムラ PRO-GRESS2 | デイトナ HGタイプ | デイトナ EZタイプ | NORIX Mini3 | デイトナ | ドレミコレクション |
---|---|---|---|---|---|---|
温度範囲 | 0~199°C | ~180°C | ~180°C | 0~120°C | 0~200°C | 0~140°C |
表示タイプ | デジタル | デジタル | デジタル | デジタル | アナログ | アナログ |
電源 | 車体バッテリー 電池 | 車体バッテリー | 電池 | 車体バッテリー | 不要 | 不要 |
油温センサー付き | 別売 | 別売 | 別売 | ◯ | ◯ | ◯ |
防水機能 | ◯ | ◯(IPX7) | ◯(IPX7) | - | ◯(メッキ) | ◯(メッキ) |
温度警告表示 | ◯ | ◯ | - | ◯ | - | - |
バックライト | ◯ | ◯ | - | - | - | - |
特徴 | ・イチオシ商品 ・200°Cまで測定可 ・別売センサーで多車両カバー | ・180°Cまでを測定 ・水温計、電圧計にも使える ・別売センサーで多車両適応 | ・180°Cまでを測定 ・PX7相当の防水設計 ・電池駆動で安心 | ・優れたコスパ ・電圧計、水温計にも ・警告機能搭載 | ・200°Cまでカバー ・ドレスアップにも ・簡単取付け | ・アナログ油温計 ・メッキ仕上げ ・簡単取付け |
価格 | 12,276円~ | 7,727円~ | 7,477円~ | 3,750円~ | 4,068円~ | 4,628円~ |
Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
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楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
2.バイク用油温計おすすめ6選
2-1. ヨシムラ PRO-GRESS2 200°Cまで測定でき、水温、電圧も測定できる高性能商品
200°Cまで広範囲の温度を測定でき、水温、電圧もはかれるマルチ機能付き油温計
ヨシムラ|PRO-GRESS2
出典:楽天市場
参考価格12,276円(税込、送料無料)
(2024/7/25時点)
温度範囲 | 表示タイプ | 電源 | 特徴 |
0~199°C | デジタル | 車体バッテリー 電池 | ・200°Cまで測定可 ・水温計、電圧計での利用も可 ・別売センサーで多車両カバー ・車体、電池どちらもOK |
油温センサー付き | 防水 | 温度警告 | |
別売 | JIS D 0203 S2 | あり 設定可能 |
まず紹介する商品は、「ヨシムラ PRO-GRESS2」です。
この商品は、デジタルタイプの油温計で、0°C~200°Cまで広範囲の油温がはかれます。
油温計としてだけでなく、水温計、電圧計、時計としてマルチな使い方も可能です。
防水機能も有する日本製なので、安心です。
オイル排出口をつなぐ別売の温度センサーが、幅広い車種をカバーします。
下のリンクは、別売センサーの商品リンクです。
もしこの油温計が気になった人は、センサーも一緒に検討してください。
2-2. デイトナ AQUAPROVA HGタイプ 防水性能があるデジタル油温計
防水性もあり、水温、電圧はかれるデジタル油温計
デイトナ|AQUAPROVA HGタイプ
出典:楽天市場
参考価格7,727円(税込、送料無料)
(2024/7/25時点)
温度範囲 | 表示タイプ | 電源 | 特徴 |
~180°C | デジタル | 車体バッテリー | ・180°Cまでを測定 ・水温計・電圧計での利用OK ・別売センサーが多車両をカバー |
油温センサー付き | 防水 | 温度警告 | |
別売 | ◯(IPX7) | あり 設定可能 |
つづいて紹介する商品は、「デイトナ AQUAPROVA HGタイプ」です。
多くのバイクギアを取り扱っているデイトナから、発売されている商品です。
AQUAPROVAは、油温計や水温計タコメーターなど、防水機能を持った機器のシリーズ名で、商品別にタイプがあります。
このHGシリーズは、デジタルタイプで、180°Cまでの温度表示ができる、油温計になります。
また、水温計・電圧計・時計として、マルチな使い方もできます。
電源は車体から取り出すタイプですが、電池には非対応でヨシムラの製品とは異なります。
こちらもセンサーが別売で、取付けするネジが幅広い車種をカバーしているので、車種を問わず利用できます。
下のリンクは、別売のセンサーの商品画面になります。
2-3. デイトナ AQUAPROVA EZタイプ 電池対応でバッテリー上がりの心配ない油温計
優れた防水性を持つ電池で動くタイプの油温計
デイトナ|AQUAPROVA EZタイプ
出典:楽天市場
参考価格7,477円(税込、送料無料)
(2024/7/25時点)
温度範囲 | 表示タイプ | 電源 | 特徴 |
~180°C | デジタル | 電池 | ・180°Cまでを測定 ・PX7相当の防水設計 ・電池駆動で安心 |
油温センサー付き | 防水 | 温度警告 | |
別売 | ◯(IPX7) | なし |
3つ目に紹介する商品は、「デイトナ AQUAPROVA EZタイプ」です。
こちらもAQUAPROVAシリーズの商品で、電池で動くタイプの油温計EZ タイプです。
こちらの商品も、180°Cまでの温度表示ができるので、エンジンオイルの油温をはかるのに十分適しています。
HGタイプと比較すると、電圧計や警告表示がないなど機能が限られますが、油温計としては十分活躍してくれます。
センサーは、HGタイプと共通の別売となっているので、気になった人は「こちら」にて確認してください。
2-4. NORIX Mini3 コスパに優れたセンサー付きデジタル油温計
コスパに優れたセンサー付き油温計
NORIX|Mini3
出典:楽天市場
参考価格3,750円(税込、送料無料)
(2024/7/25時点)
温度範囲 | 表示タイプ | 電源 | 特徴 |
0~120°C | デジタル | 車体バッテリー | ・優れたコスパ ・電圧計、水温計にも ・警告機能搭載 |
油温センサー付き | 防水 | 温度警告 | |
◯ | - | あり |
つづいては、「NORIX Mini3」を紹介します。
こちらは、センサーもついて3,750円~と、コスパに優れたデジタル油温計です。
油温の測定可能範囲が、0°C~120°Cとなりますので、適正温度+20°Cまで測定することができる油温計になっています。
油温計としてはシンプルで、防水機能がついていないようなので、購入者自身で加工が必要となってきます。
口径の異なるセンサー別に、商品を選べるので、この商品もほとんどの車種に対応できます。
試しに油温を調べたい人に、おすすめの商品です。
2-5. デイトナ ディップスティック付油温計 おしゃれなアナログ油温計
簡単に取付できるオシャレなアナログ油温計
デイトナ|ディップスティック付油温計 SR400/500用
出典:楽天市場
参考価格4,068円(税込、送料無料)
(2024/7/25時点)
温度範囲 | 表示タイプ | 電源 | 特徴 |
0~200°C | アナログ | 不要 | ・200°Cまでカバー ・ドレスアップにも ・簡単取付け |
油温センサー付き | 防水 | 温度警告 | |
◯ | ◯ | なし |
つづいては、アナログの油温計を紹介していきます。
「デイトナ ディップスティック付油温計」は、おすすめできる商品です。
取付けは非常に簡単で、フィラーキャップと交換するだけとなります。。
0°C~200°Cと広範囲の油温も測定でき、ドレスアップになります。
こちらの商品は、SR400/SR500用の油温計になりますが、他にモンキーやゴリラ、GB350など他の車種に適用する商品もあります。
他の製品もリンクからたどれるので、興味を持った人は商品詳細をご確認ください。
2-6. ドレミコレクション 油温計 ゼファー400
大容量の不熱量が特徴で、安心の日本製オイルクーラー
ドレミコレクション|油温計 ゼファー400
出典:楽天市場
参考価格4,628円(税込、送料無料)
(2024/7/25時点)
温度範囲 | 表示タイプ | 電源 | 特徴 |
0~140°C | アナログ | 不要 | ・アナログ油温計 ・メッキ仕上げ ・簡単取付け |
油温センサー付き | 防水 | 温度警告 | |
◯ | ◯ | なし |
最後に紹介するのは、「ドレミコレクション 油温計」です。
こちらの商品もデイトナの商品と同じように、適合する車種が商品毎に決められていて、こちらのゼファー対応品以外にも、SR400/SR500や、CB1100などの対応商品もあります。
デイトナ ディップスティック付油温計とは異なり、オイルの温度ではなく、クランクケース内温度をはかる仕様なので、実際の油温と誤差が生じています。
ただ、非常に簡単な取付けや、ドレスアップ効果も十分なので、おすすめできる商品となっています。
3.バイク用油温計の基礎知識
ここでは、バイク用油温計に関する基礎知識について、解説していきたいと思います。
油温計とはから油温計の便利な機能まで、解説していきたいと思います。
こちらも読んで、油温計の必要性やその機能などを学んでください。
3-1.バイク用油温計とは?
出典:楽天市場
まずは、バイク用油温計について、解説していきたいと思います。
バイク用油温計は、エンジンオイルの油温を測定する機器のことです。
油温計が必要とされる理由としては、エンジンオイルに適正温度が決まっていて、適正温度の範囲でパフォーマンスを発揮します。
その適正温度は、80°C~100°Cと言われています。
市販のエンジンオイルは、適正温度を多少超えてもパフォーマンスを維持する設計になっていますが、大幅に超えてしまうと性能が弱まり、エンジンなどに不具合が出る恐れがあります。
油温計があることで、温度を可視化でき、エンジンのトラブルを避けることが期待できます。
3-2.エンジンオイルが適正温度を逸脱して起こる不具合
もしエンジンオイルが適正温度よりも、大幅に超えてしまった場合のトラブル(不具合)について、解説していきたいと思います。
エンジンオイルの役割や、関連する性能が不十分な場合に引き起こされるトラブルは、下の表のようになります。
例えばエンジンオイルには、エンジンのパーツ同士が摺動するのを助ける潤滑の役割が、あります。
もし、これが不十分だと部品の損傷や出力低下、そして焼き付きが起こってしまいます。
同じように、エンジンオイルが適正温度から逸脱した場合は、これらの性能が弱まり、トラブルが引き起こされます。
そのために、適正温度の範囲内での運用が、必要とされています。
3-3.エンジンオイルを適正温度に保つ方法-オイルクーラーの活用
市販のバイクは、メーカーがエンジンなどをしっかりと設計・調整しているため、エンジンオイルの温度は適正温度に収まっています。
しかしながら、ボアアップなどのカスタムやエンジンが損耗した場合などで、適温を超えてしまうこともあります。
その対策として、エンジンオイルを冷やすオイルクーラーを取付ける方法があります。
オイルクーラーは、エンジンオイルの排出口(ドレインボルト)から、冷却フィンと呼ばれる冷却装置につないで使います。
もし、油温計をセットして、エンジンオイルが高温になっていたら、オイルクーラーの導入を考えても良いかもしれません。
ただ、オイルクーラーは複数の商品があり、どの製品が良いか迷うこともあると思います。
「バイク用オイルクーラーおすすめ5選|モンキー初め適合車種別に紹介」の記事で、おすすめのオイルクーラーを紹介しているので、もし良ければ参考にしてください。
3-4.油温計の種類-デジタル表示とアナログ表示
つづいては、油温計の種類について解説していきたいと思います。
バイク用の油温計には、温度を数字で表すデジタルと、メーターで温度を指し示すアナログの2種類があります。
デジタル表示は、数字で表示されるので、細かい温度まですぐに認識できます。
ただ、このデジタルタイプは、センサーをオイル排出口にさして測定するため、多くのケースで車種別のセンサーがあります。
一方で、アナログ表示の場合は、どの程度の温度か一目で判別できるので、感覚的に分かりますが、詳細な温度を読むのに苦労します。
また、アナログタイプは、取付口と一体型の商品が多く、対応する車種が限られるため、使い回しがきかないデメリットがあります。
3-5.油温計の種類-電源供給方法
油温計の種類については、他にも電源供給方法で違いがあります。
デジタル表示タイプでは、温度検出や表示に電力を必要とするため、車体のバッテリーあるいは電池を電源としています。
車体のバッテリーを電源とするタイプでは、電池交換が不要というメリットがあります。
一方電池タイプは、電源を持ってこれない古いバイクなどに向いていたり、余計な配線を省きたい人に向いています。
なお、多くのアナログタイプでは、電源は不要です。
3-6.防水機能
バイク用の油温計は、防水機能を持った商品がおすすめです。
バイクに乗っていると、雨の日もありますよね。
多くの場合、油温計はさしっぱなしにしていると思うので、ぜひ防水性能のある油温計にしましょう。
4.バイク用油温計の選び方
ここでは、バイク用油温計の選び方について、解説していきたいと思います。
どの油温計を選べば良いか、迷った人はこちらを参考にしてください。
4-1.温度範囲
油温計の主な目的は、エンジンオイルの温度測定になりますが、その測定範囲は商品によって異なります。
エンジンオイルは、100°Cを超えることも珍しくなく、上限が狭いと正確な温度が分からなくなってしまいます。
そのため、150°C以上はかれる油温計がおすすめです。
4-1.使用するバイクやシーンを思い浮かべて選ぶ
温度範囲で商品をしぼった後は、装備するバイクや使用するシーンを想定し、それに合わせて商品を選別すると良いと思います。
油温計の主な目的は、エンジンオイルの油温測定にありますが、「ヨシムラ PRO-GRESS2」などのデジタルタイプは、油温計以外にも水温計や電圧計にもなります。
他の機能も一緒に使いたい人には、こちらがおすすめです。
また、アナログタイプは、油温測定に特化したタイプですが、その見た目や価格も魅力です。
ドレスアップも含めて導入したい人は、こちらがおすすめになります。
ぜひ取付た後の使い方や見た目などをイメージして、アナタに合った油温計を選んでください。
まとめ
バイク用油温計おすすめ6選を、紹介しました。
その中でも、イチオシ商品は、「ヨシムラ PRO-GRESS2」です。
この油温計は、200°Cまで測定が可能で、オイル供給口と連結するセンサーが別途必要ですが、様々なセンサーがラインナップされていて、ほとんどの車種をカバーします。
日本製で作りもしっかりしていて、電圧計や時計としても使用できるので、ぜひこちらの商品をチェックしてみてください。
こちらの商品以外にも、比較表で、機能などを比べてみましたので、もし気になったら、ぜひ参考にしてください。
こちらの情報は、投稿日時点での情報です。
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