バイクバッテリーおすすめ9選|バッテリー上がりに強い商品はどれ?

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寿命が長いバイクバッテリーが欲しい
いくつも商品があって、自分の求める性能・予算にあったバイクバッテリーが分からない。

定期的に交換が必要になるバイクバッテリー。

ただ、バイクバッテリーにも様々な商品が発売されていて、どれを選べば良いか困ったりしませんか。

そこで、この記事では、バイクバッテリー9選の紹介や、バイクバッテリーの基礎知識、そして選び方のポイントを解説します。

商品選びで悩んでいる方や、おすすめ商品を知りたい方は、ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

なおこの記事で紹介しているバッテリーでは、密閉型やリチウムイオン電池は「YTX9-BS」、開放型標準タイプは「12N9-4B-1」、開放型高性能タイプは「YB9-B」に互換性のある製品に揃えています。

車種から対応のバッテリーを探せるようになっていますので、対象バッテリーの型番を確認したい方は、下のサイトにてご確認ください。

この記事では、おすすめのバイクバッテリー9選を、紹介していきますが、まずはイチオシ商品からお伝えしようと思います

イチオシの商品は、「プロセレクト GL-PTX9-BS」です。

このバッテリーは、密閉型バッテリーで、バッテリー上がりが起きにくい製品になります。

バッテリーは、バイクを始動しないと充電されないため、自己放電により徐々に電力を失います。

そのため、長期間バイクを動かさないと、バッテリーが上がってしまいます。

しかし、この商品は極めて自己放電しにくい性質があるので、長い間バイクに乗っていなくても、他の製品に比べバッテリー上がりの心配がほとんどありません

-30°Cでも高い始動性を発揮する特徴ももちあわせて、寒い冬場に起こるバッテリー上がりもあまり起こしません。

1年間の保証もついているので、ぜひおすすめしたいバイクバッテリーです。

他の車種に対応する商品(型番)も展開されているので、こちらの商品が気になった人は、下のリンクから商品の詳細をチェックしてみてください。

ジェル状バッテリー液で、横置きしても大丈夫。自己放電と低温への対策がとられた密閉型バッテリー

プロセレクト|GL-PTX9-BSFFSFDC

出典:楽天市場
参考価格4,460円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

目次

1.バイクバッテリーの比較表

下の表は、おすすめするバイクバッテリー9点の比較表です。

この比較表では、バッテリーの種類や特徴、金額などで、比較しました。

商品をまとめて比較したい方は、下の比較表を参考にして、もし気になった商品があったら、早速ショッピングサイトで、詳細を確認してみてください。

メーカー/
商品名(型番)
プロセレクト
GL-PTX9-BS
BMBattery
BTX9-BS
GSユアサ
YTX9-BS
デイトナ
DATX9-BS
AZ
ITX9-FP
スカイリッチ
HJTX9-FP
パーフェクトパワー
PB9-B
台湾 ユアサ
YB9-B
SUPER NATTO
SB9-B
互換性YTX9-BS などYTX9-BS などYTX9-BS などYTX9-BSYTX9-BS などYTX9-BSYB9-B, 12N9-4B-1 などYB9-B, 12N9-4B-1 などYB9-B など
タイプ密閉型
ゲル/AGM
密閉型
AGM
密閉型
AGM
密閉型
ゲル
リチウムイオンリチウムイオン開放型
標準/高性能形
開放型
標準/高性能形
開放型
高性能形
保証1年30日1年or2万キロ1年1年or2万キロ初期不良のみ初期不良のみ初期不良のみ6ヶ月
自己放電対策-----
エンジン始動性-----
液漏れ防止対策---
重量(Kg)-3.12.92.90.70.8-2.2-
特徴・イチオシ商品
・横置きでも大丈夫
・自己放電しにくい
・-30°Cでも高い始動性
・液漏れ防止
・低自己放電
・高耐久PP素材
・純正品にも採用
・低い自己放電率
・優れたエンジン始動性
・日本ブランド
・ゲルバッテリー
・0.7Kgと超軽量
・強力な始動性能
・発火や爆発対策品
・超軽量
・低い自己放電率
・急速充電
・標準/高性能形対応
・中国製バッテリー
・耐熱性PP素材採用・高性能形電池
・振動に強い
価格4,460円~4,290円~10,151円~4,531円~26,604円~22,800円~3,680円~7,600円~5,980円~
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2.バイクバッテリーおすすめ9選

バイクバッテリーには、鉛蓄電池リチウムイオン電池の2種類があります。

また、鉛蓄電池の中には、密閉型開放型、そして開放型の中に、標準形と高性能形に分類されています。

密閉型は、メンテナンスフリーや、制御弁式バッテリー(VRLA)とも呼ばれています。

開放型標準形開放型高性能形密閉型の3種類は、バッテリーの外形サイズや、容量、特性などで、JIS規格によって分類されています。

サイズや容量に応じて、型番が割り振られてられています。

一方で、バイク用リチウムイオン電池には、JIS規格での分類がなく、密閉型と互換性のあるように設計されています。

ここでは、現在の主流の密閉型から、それと同一規格のリチウムイオン電池開放系高性能形および開放型標準形の順番で、紹介していきます。

2-1.密閉型バイクバッテリー

2-1-1. プロセレクト GL-PTX9-BSFFSFDC 自然放電を抑える設計でバッテリー上がりを低減

ジェル状バッテリー液で、横置きしても大丈夫。自己放電と低温への対策がとられた密閉型バッテリー

プロセレクト|GL-PTX9-BSFFSFDC

出典:楽天市場
参考価格4,460円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YTX9-BS
BTX9-BS など
密閉型
ゲル/AGM
1年・横置きでも大丈夫
・自己放電しにくい
・-30°Cでも高い始動制
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
-

このバッテリーは、密閉型バッテリーで、バッテリー上がりが起きにくい製品になります。

バッテリーは、バイクを始動しないと充電されないため、自己放電により徐々に電力を失います。

そのため、長期間バイクを動かさないと、バッテリーが上がってしまいます。

しかし、この商品は極めて自己放電しにくい性質があるので、長い間バイクに乗っていなくても、他の製品に比べバッテリー上がりの心配がほとんどありません

-30°Cでも高い始動性を発揮する特徴ももちあわせて、寒い冬場に起こるバッテリー上がりもあまり起こしません。

1年間の保証もついているので、ぜひおすすめしたいバイクバッテリーです。

他の車種に対応する商品(型番)も展開されているので、こちらの商品が気になった人は、ショッピングモールのリンクから商品の詳細をチェックしてみてください。

2-1-2. BMBattery BTX9-BS 優れたエンジン始動性・低自然放電・高耐久性をあわせ持つ開放型バッテリー

優れたエンジン始動性・低自然放電・高耐久性など高品質の開放型バッテリー

BMBattery|BTX9-BS

出典:楽天市場
参考価格4,290円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YTX9-BS
BTX9-BS など
密閉型
AGM
30日・液漏れ防止
・低自己放電
・高耐久PP素材
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
3.1

つづいては、「BMBattery BTX9-BS」のバイクバッテリーを紹介します。

こちらは、様々な機能が備わった密閉型バイクバッテリーです。

例えば、高放電型の極板を採用して、優れたエンジン始動性をもっています。

他にも、自己放電を抑えるため特殊な部材を採用して、充電の期間が空いてもバッテリー上がりを起こしにくくなっています。

他にも、容器に軽量耐熱性が高い素材を採用することで、耐候性を高めています。

ぜひこちらの商品も検討してみてください。

2-1-3. GSユアサ YTX9-BS 電池専業の日本メーカーで高品質バッテリー

温度計やUSBとType-Cのポートを有する高機能電圧計

GSユアサ|YTX9-BS

出典:楽天市場
参考価格10,151円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YTX9-BS
FTX9-BS など
密閉型
AGM
1年or2万キロ・純正品にも採用
・低い自己放電率
・優れたエンジン始動性
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
2.9

3つ目に紹介する商品は、「GSユアサ YTX9-BS」です。

こちらは、GSユアサは日本の老舗電池専業メーカーで、多く車種で純正品バッテリーとして採用されています。

この商品も優れたエンジン始動性能や、少ない自己放電が特徴の製品となっています。

価格は、10,151円~と少し高いですが、純正品を探している方や、信頼性の高い日本メーカー品を探している方に、おすすめです。

2-1-4. デイトナDATX9-BS 安心のデイトナブランドのゲルバッテリー

安心の日本ブランドのゲルバッテリー

デイトナ|DATX9-BS

出典:楽天市場
参考価格4,531円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YTX9-BS密閉型
ゲル
1年・日本ブランド
・ゲルバッテリー
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
--2.9

つづいて紹介する商品は、「デイトナ DATX9-BS」です。

こちらの商品は、多くのバイクグッズを取り扱っている日本ブランドのデイトナから発売されている商品です。

電解質にゲルを使用しているので、ゲルバッテリーに分類できるます。

大手のショッピングサイトでも、大変人気の商品となっています。

他のブランドに馴染みがなく、安心して使えるバッテリーを探している方は、ぜひこちらをチェックしてください。

2-2.リチウムイオンバイクバッテリー

2-2-1. AZ ITX9-FP 超軽量で強力な始動性能を持つリチウムイオンバッテリー

防水性がしっかりした水温・油温・電圧マルチメーター

AZ|ITX9-FP

出典:楽天市場
参考価格26,604円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YTX9-BS
FTX9-BS など
リチウムイオン1年or2万キロ・0.7Kgと超軽量
・強力な始動性能
・発火や爆発対策製品
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
-0.7

まず初めに紹介するリチウムイオンバッテリーは、「AZ ITX9-FP」です。

このリチウムイオン電池は重量が0.7Kgと、鉛蓄電池と比べて約1/3の重量で非常に軽量です。

またリン酸鉄リチウムイオンを採用することで、リチウムイオン電池特有の発火や爆発を対策しています。

さらに、長寿命化も実現していて、鉛バッテリーと比べると約4倍のサイクル寿命があります。

安心して使えるリチウムイオン電池を探している人は、ぜひこちらを検討してください。

2-2-2. スカイリッチ|HJTX9-FP 鉛バッテリーの1/3から1/2の重量で超軽量と低い自己放電率

鉛バッテリーの1/3から1/2の重量で超軽量と低い自己放電率

スカイリッチ|HJTX9-FP

出典:楽天市場
参考価格22,800円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YTX9-BSリチウムイオン初期不良のみ・0.8Kgと超軽量
・低い自己放電率
・急速充電
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
-0.8

つづいて紹介するのは、「スカイリッチ HJTX9-FP」です。

このリチウムイオン電池も、重量が0.8Kgと非常に軽量なのが特徴です。

そして、リチウムイオン電池特有の低い自己放電率もあり、長期間バイクに乗らない事によるバッテリー上がりへの対策も、ほどこされています。

電池残量を示すインジケーター付きなので、電圧計を別途揃える必要もありません。

リチウムイオン電池を探している人や軽さを体感したい人は、ぜひこちらも検討してください。

2-3.開放型バイクバッテリー

2-3-1. パーフェクトパワー PB9-B 開放型の高性能・標準どちらも対応する鉛バッテリー

開放型の高性能・標準どちらも対応する鉛バッテリー

パーフェクトパワー|PB9-B

出典:楽天市場
参考価格3,680円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YB9-B
12N9-4B-1 など
開放型
標準/高性能形
初期不良のみ・標準/高性能形対応
・中国製バッテリー
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
---

開放型バッテリーでまず紹介するのは、「パーフェクトパワー PB9-B」です。

こちらは、開放型の高性能形YB9-Bと標準形12N9-4B-1、どちらにも互換性のある商品です。

中国製のバイクバッテリーですが、大手ショッピングサイトでも良い評価を受けています。

開放型バッテリーが推奨されている旧車に、おすすめの商品です。

2-3-2. 台湾 ユアサ YB9-B PP素材採用で耐衝撃性に優れた開放型標準・高性能形バッテリー

PP素材採用で耐衝撃性に優れた開放型標準・高性能形バッテリー

台湾 ユアサ|YB9-B

出典:楽天市場
参考価格7,600円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YB9-B
12N9-4B-1 など
開放型
標準/高性能形
初期不良のみ・耐熱性PP素材採用
・かつて旧GSユアサと技術提携
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
--2.2

つづいて紹介する開放型バッテリーは、「台湾 ユアサ YB9-B」です。

台湾ユアサは、GSユアサとは別会社の台湾ブランドですが、ユアサ電池(旧GSユアサ )と技術提携をして、バッテリー開発を行ってきた過去があります。

こちらも、開放型の高性能形YB9-Bと標準形12N9-4B-1、どちらにも互換性のある商品です。

また、容器に軽量で耐熱性が高いPP素材を採用しています。

ぜひこちらも検討してみてください。

2-3-2. SUPER NATTO SB9-B 振動に強いガラスマットを採用し高い耐久性を実現

振動に強いガラスマットを採用し高い耐久性を実現

SUPER NATTO|SB9-B

出典:楽天市場
参考価格5,980円(税込、送料無料)
(2024/8/1時点)

互換性タイプ保証特徴
YB9-B開放型
高性能形
6ヶ月・高性能形電池
・振動に強い
自己放電対策エンジン始動性重量(kg)
---

最後に紹介する商品は、「SUPER NATTO SB9-B」です。

SUPER NATTOは、日本ブランドのバッテリーです。

開放型ですが、6ヶ月の保証がついてきます。

ただし、バッテリー液は別で同梱されているので、液入れ作業が必要になります。

開放型バッテリーを探している方は、こちらもおすすめです。

3.バイクバッテリーの基礎知識

ここでは、バイクバッテリー関する基礎知識について、解説していきたいと思います。

バイクバッテリーとはからバッテリーの種類や適合商品の探し方まで、解説していきたいと思います。

こちらも読んで、バッテリーについて理解を深め、ご自身にあったバッテリーを見つけるのに役立ててください。

3-1.バイクバッテリーとは?

まずは、バイクバッテリーは、バイクの電気系統の電源として働く電池になります。

エンジンの始動から、ライト、カーナビや電熱グッズなどの電子機器まで、幅広く利用されています。

このバイクバッテリーには寿命があり、エンジンがかかりにくくなってきたり、充電が持たなくなってきたら、交換のサインです

3-2.バイク用バッテリーの種類

バイクバッテリーは、長年に渡り技術開発が進み、いくつかの種類が展開されている製品でもあります。

バッテリーを分類すると、下のようになります。

現在市販のバイクバッテリーは、鉛蓄電池リチウムイオン電池の2種類です。

鉛蓄電池(鉛酸バッテリー)は、電極に鉛の素材を使用する蓄電池です。

19世紀に発明されたこのバッテリーは、その間の開発により技術が洗練され、低コストが特徴です。

バイクだけでなく、自動車や産業用など幅広い分野に使われています。

その中で、鉛蓄電池には、開放型密閉型AGMタイプやゲルタイプなどがあります。

3-2.密閉型バッテリー

現在の使用されている多くのバッテリーは、この密閉型バッテリーになります。

密閉型は、メンテナンスフリーバッテリーや、制御弁式バッテリー(VRLA)とも呼ばれています。

メンテナンスフリーバッテリーとも呼ばれる理由は、開放系で必要な電解液の補充に関わるメンテナンスが不要だからです。

鉛蓄電池は、放電中にガスが発生するため、昔は開放型が主流でした。

発生するガスを閉じ込め再利用するための開発が進み、この密閉型が生まれました。

このバッテリーには、AGMタイプとゲル(ジェル)タイプがあります。

密閉型バッテリーの種類

  • AGMタイプ
  • ゲル(ジェル)タイプ

AGMは、Absorbed Glass Mat(吸収性ガラスマット)の略で、この部材を使用してバッテリーのことになります。

また、ゲルタイプは電解質にゲルを使用している密閉型バッテリーになります。

どちらのタイプもJIS規格では、同一の密閉型バイクバッテリーに分類されています

3-3.開放型バッテリー

開放型バッテリーは、発生するガスを逃すために蓋が空いているバッテリーです。

この開放型バッテリーには、標準形高性能形があり、それぞれJIS規格で分類されています。

高性能タイプは、標準タイプよりも高い性能を持つ開放型バッテリーで、それぞれ型番で識別できるようになっています。

また、開放型バッテリーには、6V12Vの電圧の異なる製品があるので、購入前に確認しましょう。

3-4.リチウムイオンバッテリー

携帯電話や様々なデバイスで見かけるリチウムイオンバッテリーも、近年バイク用に利用されています。

リチウムイオンバッテリーは、鉛蓄電池と比べて下のような特徴があります。

リチウムイオン電池のメリット・デメリット

メリット

  • 軽量
  • 高いエネルギー密度
  • 長寿命
  • 高放電性能 など

デメリット

  • 高価格
  • 安全性のリスク
  • 充電管理の複雑さ
  • 使用温度範囲の制限 など

リチウムイオン電池は、鉛バッテリー(蓄電池)と比べて、軽量です。

例えば、「AZ ITX9-FP」は通常の鉛蓄電池と比較すると、約1/3の重さでとても軽くなっています。

他にも、体積あたりに取り出せる電力であるエネルギー密度も、高くなっています。

鉛蓄電池に比べて、2~10倍ほどエネルギー密度が高いことになり、同じ容量の電池であれば、小型化できると言うことになりますね。

このエネルギー密度を単位重量(体積)当たりで比べると、鉛蓄電池は約25〜50Wh/kg(50〜100Wh/L)でリチウムイオン電池は約100〜250Wh/kg(200〜700Wh/L)です。

出典:MURATA HP

他にもバッテリーを長く使える長寿命化や、エンジン始動時に効果がある高放電性能など、メリットがたくさんあります

一方で、リチウムイオン電池にもデメリットが存在します。

まずは鉛蓄電池と比較すると、高価です。

密閉型の鉛蓄電池が3,000円~10,000円程度であるのに対して、リチウムイオン電池は2万円~と非常に高価です。

また安全性に関するリスクも存在します。

リチウムイオン電池には、発火発煙のリスクがあります。

これは、使用方法を誤ったり、安全装置が正しく働かない時に起こるので、取り扱いには注意が必要です。

なお、バイク用のリチウムイオンバッテリーにはJIS規格がなく、適用する製品を確認する際は、密閉型の鉛蓄電池を参照にします。

3-4.バッテリーの型番と互換性

バイクバッテリーの型番には、3つの種類があり、それぞれ密閉型バッテリー標準型バッテリー高性能バッテリーで分類されています。

例えば、密閉型バッテリーの形式は以下のようになっています。

参照:kikakurui.com

この形式にならうように、各メーカーが型番を割り当てています。

例えば、GSユアサは下のように型式を定めています。

参照:kikakurui.com

他メーカーも密閉型バッテリーでも、多くの場合で型番にBTX9の「TX+数字」を入れています。

なお、多くのメーカーがGSユアサ製のバッテリーを純正品として採用しているので、多くの場合で互換性の参照先がユアサ製バッテリーとなっています。

4.バイク用バッテリーの選び方

ここでは、バイク用バッテリーの選び方について、解説していきたいと思います。

どのバッテリーを選べば良いか、迷った人はこちらを参考にしてください。

4-1.互換性のあるバッテリーから絞る

まずは、互換性バッテリーをいくつかピックアップすることから、始めると良いと思います。

各メーカーから発売されている製品には、性能は良いものの互換性がない商品展開であったり、型番により金額が大きく変わったりします

そのため、性能から商品を絞ることよりも、まずは互換性のある複数バッテリーを、選定すると良いでしょう。

下のサイトでは、お持ちのバイクと互換製品が調べられます。

各モールサイトの商品ページに、互換先が載っているので、マッチングする商品を選定してください。

4-2.他の機能も考えて選ぶ

バイクバッテリーを選ぶ際は、もちろん機能から選ぶと良いと思います。

バイクバッテリー選びで特に気になるのが、下の2つのトラブルではないでしょうか。

バイクバッテリーのトラブル

  • バッテリー上がり
  • バッテリー切れ(寿命)

このバッテリーあがりバッテリー切れが、少しでも回避できたら嬉しいですよね。

バッテリー上がりの発生は、ライトのつけっぱなし寿命だけでなく、自己放電や、低温によるバッテリー性能の低下でも、見られます。

製品の中には、自己放電を極力抑えた性能を持つものや、低温でも高い始動性を持つバッテリーもあります。

バッテリー上がりを少しでも避けるためにも、これらの性能が高い商品がおすすめです。

まとめ

バイクバッテリーおすすめ9選を、紹介しました。

その中でも、イチオシ商品は、「プロセレクト GL-PTX9-BS」です。

このバッテリーは、密閉型バッテリーで、低い自己放電率や低温での高い始動性が特徴で、バッテリー上がりに強い製品です。

1年の保証も付いているので、バイクバッテリーを探している人は、ぜひこちらの商品をチェックしてみてください。

こちらの商品以外にも、比較表で、機能などを比べてみましたので、もし気になったら、ぜひ参考にしてください。

こちらの情報は、投稿日時点での情報です。
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