車用トルクレンチおすすめ6選|自動車整備に適した商品と選び方を紹介

「タイヤ交換をしたいので、車用のトルクレンチを探している」
「トルクレンチ には商品がいくつもあって、どれが自動車のメンテナンスに使える商品か分からない。」
トルクレンチは、車のタイヤ交換や各種ネジの取り付け、バイクや自転車にもネジを適切なトルクで締められる工具で、メンテナンスに必須のアイテムですよね。
でも、車用トルクレンチにも、プレセット型やデジタル型など多くの種類や、測定範囲、精度などいくつもポイントがあるようで、どれを選べば良いか困ったりしませんか。
そこでこの記事では、車用トルクレンチおすすめ商品の紹介と、それの使い分けや選び方まで解説します。
商品選びで悩んでいる方や、おすすめ商品を知りたい方は、ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。
イチオシの車用トルクレンチ
この記事では、おすすめの車用トルクレンチ6選を、紹介していきますが、まずはイチオシ商品からお伝えしようと思います。
イチオシの商品は、「TORUK NLBS-00」と「SK11 SDT3-060」の2つの商品です。
「TORUK NLBS-00」は初めてタイヤの取付や自動車の整備をする方におすすめで、「SK11 SDT3-060」はトルク値の検査までしっかりやりたい方におすすめです。
早速商品の詳細を知りたい方は、下にある各ショッピングモールのボタンより確認してください。
この記事でより詳しい説明を知りたい方は、「TORUK NLBS-00」についてはこちらを、「SK11 SDT3-060」についてはこちらをご覧ください。
1. 車用トルクレンチの比較表
下の表は、おすすめする車用トルクレンチ6点の比較表です。
この比較表では、トルクレンチの種類やトルク範囲など、商品を選ぶ上で参考になるポイントも項目にあげています。
商品をまとめて比較したい方は、下の比較表を参考にして、もし気になった商品があったら、早速ショッピングサイトで、詳細を確認してみてください。
メーカー/ 商品名(型番) | TORUK NLBS-00 | Jneit JPT350 | UYECOVE 12220BLU | SK11 SDT3-135 | GOYOJO GM100-JP | SK11 SDTM-085 |
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|
タイプ | プレセット型 | プレセット型 | プレセット型 | デジタル型 | デジタル型 | スパナ型 |
シグナル式 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
直読式 | - | - | - | ◯ | ◯ | ◯ |
トルク値範囲 (Nm) | 28-210 | 20~230 | 20~220 | 6.8~135 | 3~100 | 4.2~85 |
トルク値範囲 (他型番) | 2~24 5-60 19-110 | 2~24 3-33 10-140他 | 1~25 5-60 200~1000 | 1.5~30 3-60 4~80 | 0.3~10 0.9~30 1.8-60 | - |
差込角 | 12.7mm | 12.7mm | 12.7mm | 9.5 mm | 12.7mm | - |
精度 | ±4% | - | ±3% | ±3% | ±2% | ±3% |
ヘッド形状 | ソケット | ソケット | ソケット | ソケット | ソケット | スパナ |
特徴 | ・イチオシ商品 ・日本語説明書つき ・視認性良好な目盛 ・台湾製トルクレンチ | ・読みやすいスケール ・ロックリング構造 ・頑丈収納ケース付き | ・高いトルク精度 ・視認性の良い目盛 ・優れた耐久性 | ・イチオシ商品 ・シグナル/直読対応 ・2つの測定モード ・正確、高精度 | ・シグナル/直読対応 ・3つの測定モード ・高いトルク精度 | ・シグナル/直読対応 ・2つの測定モード ・スパナ型 |
価格 | 3,680円~ | 3,990円~ | 8,999円~ | 19,008円~ | 5,919円~ | 20,155円~ |
Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
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楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 | 楽天市場 |
2. 車用トルクレンチおすすめ6選
車用トルクレンチには、プレセット型やデジタル型、単能型など多くの種類があります。
またトルクレンチは、ボルトの締め付けに適しているシグナル式と、トルク値の検査に向いている直読式があります。
他にもトルクの表示方法や、ヘッド部分の違いなどで、下の表のように分類できます。

続きでは、それぞれのタイプ別のおすすめ商品を、ご紹介していきます。
2-1. 車用プレセット型トルクレンチおすすめ3選
2-1-1. TORUK NLBS-00
初心者から玄人にも向いている両回転対応型の高精度プリセット型トルクレンチ
TORUK|NLBS-00

出典:楽天市場
参考価格3,680円(税込、送料無料)
(2025/8/7時点)
シグナル式 | 直読式 | トルク値範囲 (Nm) | 特徴 |
◯ | - | 28-210 | ・日本語説明書つき ・視認性良好な目盛 ・台湾製トルクレンチ |
トルク値範囲 (他型番) | 差込角 | 精度 | |
2~24 5-60 19-110 | 12.7mm | ±3% |
まず初めに紹介する商品は、「TORUK NLBS-00」です。
この商品は、初心者からプロまで、幅広い層におすすめの自動車の整備用プリセット型トルクレンチです。
初心者にも易しい日本語の取扱説明書と、しっかりとした校正証明書がついています。
右ネジと左ネジの両回転対応型で、その精度は±3%と高い精度があります。
ソケット3種やエクステンションが付属しているので、作業がすぐにでも始められます。
リンクの28-218N・m以外にも、他のトルク値範囲に対応した商品も展開されているので、気になった方は、ぜひ下にある各ショッピングモールのボタンより確認してください。
2-1-2. Jneit JPT305 20~230Nmの幅広い測定範囲に対応した頑丈で耐久性の高いタイヤ交換に適したプレセット型レンチ
20~230Nmの幅広い測定範囲に対応した頑丈で耐久性の高いタイヤ交換に適したプレセット型レンチ
Jneit|JPT350

出典:楽天市場
参考価格3,990円(税込、送料無料)
(2025/8/7時点)
シグナル式 | 直読式 | トルク値範囲 (Nm) | 特徴 |
◯ | - | 20~230 | ・読みやすいスケール ・ロックリング構造 ・頑丈収納ケース付き |
トルク値範囲 (他型番) | 差込角 | 精度 | |
2~24 3-33 10-140他 | 12.7mm | - |
つづいて紹介する商品は、「Jneit JPT305」です。
こちらは、20~230Nmの幅広い測定範囲に対応する、頑丈で耐久性の高いタイヤ交換に適したプレセット型トルクレンチです。
幅広い測定範囲に対応しているので、軽や普通自動車のタイヤ交換を始め、様々な車の整備に利用できます。
また、合金鋼のラチェットヘッドで、頑丈で高い耐久性があり、長年に渡って使用できます。
回転切替レバーがついて、右回転と左回転を、簡単に切替できる仕組みにもなっています。
自動車のメンテナンス用に、ぜひこちらのトルクレンチ もチェックしてみてください。
2-1-3. UYECOVE 12220BLU ±3%の高い誤差精度と2種類の目盛りで容易にトルクを設定
±3%の高い誤差精度と、主目盛りと副目盛りの2種類で設定が容易なプレセット型トルクレンチ
UYECOVE 12220BLU

出典:楽天市場
参考価格8,999円(税込、送料無料)
(2025/8/7時点)
シグナル式 | 直読式 | トルク値範囲 (Nm) | 特徴 |
◯ | - | 20~220 | ・高いトルク精度 ・視認性の良い目盛 ・優れた耐久性 |
トルク値範囲 (他型番) | 差込角 | 精度 | |
1~25 5-60 200~1000 | 12.7mm | ±3% |
3つ目に紹介する商品は、「UYECOVE 12220BLU」です。
このトルクレンチは、高精度で、タイヤ交換など、車の整備にも使えるプレセット型トルクレンチです。
締め付け精度±3%と精度が高く、主目盛りと副目盛りの2種類で、トルク値のセットが簡単にできます。
20~220Nmの幅広いトルク値で利用でき、タイヤ交換だけでなく、自動車の各種メンテナンスにも、利用できます。
トルク材質には、クロムモリブデン鋼を採用して、高い耐久性があるのも特徴です。
ぜひこちらのトルクレンチも、商品の詳細ボタンより、チェックしてください。
2-2. 車用デジタル型トルクレンチおすすめ2選
2-2-1. SK11 SDT3-135 トラックモードとピークホールドモードの2モードで、シグナル式と直読式機能を持つ自動車用トルクレンチ
トラックモードとピークホールドモードの2モードで、シグナル式と直読式の二つの機能を兼ねる自動車用トルクレンチ
SK11|SDT3-135

出典:楽天市場
参考価格19,008円(税込、送料無料)
(2025/8/7時点)
シグナル式 | 直読式 | トルク値範囲 (Nm) | 特徴 |
◯ | ◯ | 6.8~135 | ・シグナル/直読対応 ・2つの測定モード ・正確、高精度 |
トルク値範囲 (他型番) | 差込角 | 精度 | |
1.5~30 3-60 4~80 | 9.5 mm | ±3% |
つづいては、デジタル型のトルクレンチを紹介します。
まず紹介する商品は、「SK11 SDT3-135」です。
こちらのデジタル型トルクレンチは、締め付けに向いているシグナル式と、検査に向いている直読式の二つの機能を持っている商品です。
トラックモードでは、常にその時点でのトルク値を表示してくれ、ピークホールドモードは最大値を表示するモードになっています。
タイヤなど各種ネジの締付けだけでなく、締め付け具合の管理もしたい方に、おすすめなトルクレンチ です。
ハイスペックのトルクレンチを探している方は、ぜひこちらの商品をチェックしてください。
2-2-2. GOYOJO GM100-JP シグナル式と直読式の二つの機能を兼ねるコスパの良いトルクレンチ
3つの測定モードを持ち、シグナル式と直読式の二つの機能を兼ねるコスパの良いトルクレンチ
GOYOJO|GM100-JP

出典:楽天市場
参考価格5,919円(税込、送料無料)
(2025/8/7時点)
シグナル式 | 直読式 | トルク値範囲 (Nm) | 特徴 |
◯ | ◯ | 3~100 | ・シグナル/直読対応 ・3つの測定モード ・高いトルク精度 |
トルク値範囲 (他型番) | 差込角 | 精度 | |
0.3~10 0.9~30 1.8-60 | 12.7mm | ±2% |
続いて紹介する商品は、「GOYOJO GM100-JP」です。
こちらの商品は、プレセット/ピークホールド/トラックの3つのモードに対応する、オーソドックスなデジタルトルクレンチです。
トルクをかけると、液晶にトルク値が表示されるので、かけているトルク値を測定できることができます。(直読式)
また、プレセットモードでは、トルクを設定し、設定したトルクになったら、ブーザー音で知らせてくれます。(シグナル式)
シグナル式/直読式のどちらの機能も持っていて、精度も±2%と高く、高品質です。
こちらの商品以外にも、他のトルク値範囲に対応した商品も展開されているので、気になった方は、ぜひ下にある各ショッピングモールのボタンより確認してください。
2-3. 車用スパナ型トルクレンチおすすめ選
2-3-1. SK11 SDTM-085 スパナ型でシグナル式・直読式に対応したデジタル型トルクレンチ
スパナ型でシグナル式・直読式に対応した自動車用デジタル型トルクレンチ
SK11|SDTM-085

出典:楽天市場
参考価格20,155円(税込、送料無料)
(2025/8/7時点)
シグナル式 | 直読式 | トルク値範囲 (Nm) | 特徴 |
◯ | ◯ | 4.2~85 | ・シグナル/直読対応 ・2つの測定モード ・スパナ型 |
トルク値範囲 (他型番) | 差込角 | 精度 | |
- | - | ±3% |
最後に紹介する商品は、「SK11 SDTM-085」です。
デジタル型で紹介した「SK11 SDT3-135」のヘッドが、スパナになったトルクレンチです。
この商品も締め付けに向いているシグナル式と、検査に向いている直読式の二つの機能を持っている商品になります。
ヘッドが薄く、細い隙間にも入り込みやすいので、こちらの商品の特徴です。
ぜひこちらの自動車向けトルクレンチも、チェックしてください。
3. 車用トルクレンチの基礎知識
3-1. 車用トルクレンチについて

トルクレンチは、ボルトやナットの締め付けに利用される工具の1つです。
この工具の特徴は、回転させるのに必要なトルク(回転させる力)と呼ばれる力を、正確に測定し、指定されたトルクで締めることができる点です。
適切なトルクで締め付けることは、車体やパーツの性能や安全性を保つための重要なポイントの一つで、この理由からトルクレンチが利用されています。
車用トルクレンチには、様々な商品が販売されていて、主に以下のポイントが選ぶ基準になります。
車用トルクレンチを選ぶポイント
- トルクレンチの種類
- トルク値の設定範囲
- 精度
- トルク表示、設定方法
- ヘッド部分の形状 など
3-2. トルク値の設定範囲

車用トルクレンチの多くは、設定できるトルクの範囲が決まっています。
トルクは通常、「N·m(ニュートンメートル)」の単位で表示されることが多く、「lbf·ft」で単位表示されることもあります。
これらの単位は、トルクを設定するダイヤルやスケールにおいて、表示されています。
このトルク値は、トルクレンチのサイズ、材質や構造などで決まってくるため、商品毎に設定範囲があります。
自動車の整備で、トルクレンチが利用される代表的な場面は、タイヤ交換です。
そのタイヤ交換において、軽~普通自動車のタイヤネジの締め付けトルク値は、80~140Nmとなっています。
その他のメンテナンスにおいては、数Nm~60Nmほどの範囲で、トルク値をかけるのが一般的です。
もし、ネジやボルトの締め付けトルク値が不明な場合は、サービスマニュアルに記載されているので、入手しておくことと良いでしょう。
3-3. 締め付け力の加減-トルクの精度とは

トルク精度は、商品を選ぶ上で重要なポイントの一つです。
精度が粗いと、100N·mでネジを締めようとしても大幅にズレてしまい、増し締めやネジの緩みに繋がってしまいます。
例えば、タイヤ交換におけるネジの緩みは、脱輪や走行中の振動、ハブボルトの破損などのリスクに繋がります。
一方で、精度が正確な商品であれば、設定通りの値で締め付けができるので、締め付け不良の心配がありません。
トルク値の精度に関してはISO(国際標準化機構)などが基準を設けているので、参考にするのも良いでしょう。
3-4. トルクレンチの種類
トルクレンチには、いくつかの種類があり、用途に応じて使い分けをします。
下に代表的なトルクレンチの種類とその特徴を表にしました。

このようにトルクレンチの形式やトルク値の表示方式、ヘッド部分に違いがあり、目的や用途、締め付けるネジの箇所に応じて使い分けます。
3-5. プレセット型トルクレンチ

出典:楽天市場
ここでは、トルクレンチの種類の一部について解説していきます。
まずは、プリセット型のトルクレンチです。
このタイプのトルクレンチは、最も一般的なトルクレンチの1つです。
トルク値を事前に設定して、設定したトルク値になると、音や振動などで知らせてくれるトルクレンチになります。
適切なトルク値でネジやボルトを締めれるので、締め付けに向いているシグナル式に該当します。
またプリセット型は、ヘッドのソケットを変更でき、サイズの異なるネジやボルトにも柔軟に対応しています。
車のメンテナンスに適切なトルク値の商品も多く販売されていて、最も利用されるのトルクレンチの一つです。
3-6. デジタル型トルクレンチ

出典:楽天市場
つづいては、デジタル型トルクレンチについて解説します。
デジタル型トルクレンチも、よく利用されているトルクレンチです。
設定したトルク値での締め付けに向いているシグナル式と、締め付け具合を検査できる直読式の2つの機能を兼ね備えたトルクレンチです。
両方の機能を1本のトルクレンチでまかなえるので、本格的にメンテナンスしたい方におすすめです。
3-7. シグナル式と直読式
つづいては、トルクレンチの形式について解説していきます。
トルクレンチには、シグナル式と直読式に分類でき、該当するタイプや特徴は下の表のようになります。

この表のように、シグナル式は締め付け作業に適したタイプで、直読式は測定や検査に適したタイプなので、用途に合わせた使い方をしていきます。
シグナル式は、予めトルクを設定して、設定したトルク値になると、音や振動で知らせてくれるタイプです。
プリセット型や単能型は、シグナル式に該当します。
一方で、直読式は加わったトルクを、目盛りやデジタル数字で示してくれるトルクレンチです。
プレート型やダイヤル型が直読式に該当し、ネジやボルトの締め付け具合の検査に適しています。
また、デジタル式にはシグナル式と直読式の機能を兼ね備えた商品もあります。
3-8. ヘッド部分の形状-ソケットレンチタイプとスパナタイプ

つづいては、トルクレンチのヘッドについて解説していきます。
トルクレンチのヘッドには、ソケットレンチとスパナの2種類があります。
ソケットタイプは、口が閉じたレンチ型ソケットをヘッド部分に差し込んでつかいます。
このタイプには様々なサイズのソケットがあるので、多くのネジに対応できます。
一方で、スパナタイプは先端の口が開いてそこにネジを挟み、締め付けを行うトルクレンチです。
先端の口のサイズを変更できる製品も多く、こちらも様々なサイズのネジに対応できます。
なお、ソケットタイプはソケット分の厚みがある分、スパナタイプよりも細い隙間に入りずらく、細い隙間のネジには不向きです。
4. 車用トルクレンチの選び方
つづいては、車用トルクレンチの選び方について、解説していきます。
どの商品を選べば良いか迷われた方は、ぜひこちらを参考にしてください。
まず、トルクレンチを選ぶ上でのポイントは、下のようになります。
上のように、いくつもの機能やポイントがあり、全てのポイントを一つずつ検証するのは大変です。
一方で、重要な機能・ポイントを優先的に絞るのが、おすすめです。
この方法だと、商品選びがスムーズで、楽に適切な商品を見つけられるでしょう。
車用に限定すれと、商品を選ぶ際は、下の手順がおすすめです。
車用トルクレンチを選ぶおすすめの手順
- 用途からタイプ/種類を選ぶ
- 適用トルク値範囲から商品を絞る
- 締め付け精度から商品を選ぶ
続きで、詳しく解説していきます。
4-1. 用途からタイプ・種類を選ぶ-メンテナンスor締め付け具合の検査用?
トルクレンチには、シグナル式と直読式の2種類があり、目的によって必要となるトルクレンチが異なります。

シグナル式はネジの締め付けに向いていて、直読式はネジのトルク値を測定する検査に適しています。
修理やオーバーホールなどのメンテナンス用のトルクレンチを探している方は、プリセット型などのシグナル式が適しています。
一方で、締め付けた後のトルク値を測定したい場合や、緩みや増し締めがないかを確認したい場合は、直読式のデジタル型やダイヤル型を選びましょう。
まずは、トルクレンチを使用する用途・目的を予め考慮してから、適した種類を絞り込んでみましょう。
4-2. 適用トルク値範囲から商品を絞る

適した種類のトルクレンチが決まったら、用途にあったトルク値の商品を選びましょう。
多くのトルクレンチには、トルク範囲が決まっていて、ネジを締め付ける箇所でも、そのトルク値は変わってきます。
例えば、軽~普通自動車のタイヤネジの締め付けトルク値は、80~140Nmとなっています。
またトルクレンチは、最大トルク値の80%までのトルクで、締めることが推奨されています。
これは、最大トルク値で使用すると、「トルクレンチの部品が劣化してしまう」ためと言われています。
予めサービスマニュアルで、予定の修理箇所のトルク値を確認してから、適切な商品を選びましょう。
4-3. 締め付け精度や測定精度から選ぶ

出典:楽天市場
最後には、締め付け精度や測定精度から、トルクレンチを選ぶのを、おすすめしたいと思います。
締め付けトルク値や測定トルク値の精度は、商品によって異なります。
締め付け精度の差は、ボルトの緩みや締め増しに繋がり、タイヤ交換であれば、脱輪や走行中のブレや振動、ハブボルトの破損などに影響します。
そのため、自動車用トルクレンチでは、適切な精度を持つトルクレンチを選びましょう。
上の3つのポイント以外にも、ソケットなどの付属品やヘッド部分の形状なども必要に応じて考慮し、あなたの車のタイヤに合った商品を、選びましょう。
まとめ
車用トルクレンチおすすめ6選を、紹介しました。
車用のトルクレンチには、ネジの締め付け用のシグナル式と、検査に適している直読式があります。
もし簡単なメンテナンスを考えているようでしたら「TORUK NLBS-00」で、検査も含めたメンテナンスを考えているようでしたら、「SK11 SDT3-135」がおすすめです。
こちらの商品以外にも、比較表で、機能などを比べてみましたので、もし気になったら、ぜひ参考にしてください。
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